日記のような
ピカソの絵「ゲルニカ」をめぐる小説 『暗幕のゲルニカ』(原田マハ著)を昨日読み終え、今日はネットで映画『太陽の塔』(関根光才 監督)を観た。 良い本と映画との出会いに感謝。 意識してこの2作品を選んだわけではないが、僕の中ではなんだかそういう…
やーぐまいの時間を使って、久しぶりにコンピレーションCDをつくってみた。 タイトルは『StayHome やーぐまい』。 まだもう少しは続きそうな、家の中で過ごす時間の気分転換に、聴いてもらえたら嬉しい。 ジャケットの裏には100年ほど前のスペインかぜのパン…
コロナウイルスのパンデミックで 世界中の人々がやーぐまい(家ごもり)して がむしゃらに突き進んできた経済活動をほとんどストップさせたら 濁っていた川の水が澄んできた 排気ガスで汚れていた大気も浄化され インドから30年ぶりにヒマラヤ山脈が見えたそ…
《辺野古の海に基地をつくらせない神戸行動》の新しいチラシを作らせてもらいました。 3月末から神戸の三ノ宮マルイ前で配ってもらっています。 うら表紙に書いたコラムより。 「音楽を一緒に」 ひとりの人間はちっぽけな存在だ。自分じゃどうにもならない理…
先週土曜日から大阪駅前で配られているチラシにコラムを書かせてもらいました。 お近くの方は毎週土曜3時半~5時まで、大阪駅南バスターミナルでチラシを受け取ってみて下さい。 辺野古の美ら海への土砂投入が始まって一年の経過を伝えるどの記事にも、埋め…
注文してた本が昨日やっと手元に届いた。 ヤンバルについて書かれた、沖縄在住の芥川賞作家の新刊だが、名護の本屋を回っても店頭には無かった。ネットで調べるとAmazonで注文したら、4日後には届くようだった。でも、僕はこの本は地元の本屋で買うべきだと…
山田詠美さんの本を読むのは初めてだ。 彼女の名前は華々しいデビューの頃からもちろん知っている。 作品のタイトルもいくつかあげられるくらいだ。 当時、10代の後半だった僕は猛烈に本を読んでいた。 でも、彼女の本は僕にとってのリアリティの外にある世…
海と山が近い ヤンバルにも似た場所 ミツバチと馬の力を借りて 人と自然が交わる暮らし あたたかい地域のコミュニティ 賑やかな家族にまぎれこませてもらい 穏やかな時間を過ごせた サーフィン、SUP、蜜蝋ラップづくり 初体験の思い出もたくさんもらった 子…
大浦湾の奥まったところにある小さな砂浜 瀬嵩(せだけ)浜は奇跡的な条件に恵まれたおかげで、他のどの浜よりも多くの種類の貝が流れ着く特別な場所 それは大浦湾の生物多様性がいかに豊かなのかをはっきりと物語っている 貝の種類は大まかに分けると三つ …
県民投票の新基地建設に「反対」の得票数が、昨年の知事選で玉城デニー知事が獲得した39万6632票を超え、43万票に達したようだ。「反対」に72パーセントの人が投票した。 投票率は52%なので、投票しなかった人も含めた全有権者の4割弱が辺野古新基地建設に「…
たまたま見かけた宜野座のタウン情報誌で、車の板バネなどを材料として刃物をつくる鍛冶屋さんがあることを知った。 好奇心旺盛な僕と相方は早速その《カニマン鍛治工房》を訪ねた。 突然の来訪者である僕らを職人の知名定順さんは優しい笑顔で迎えてくれた…
安和 琉球セメント桟橋 1/23 ベルトコンベアから土砂が積み込まれている運搬船へ近づいてみると、いつもカヌーがロープを結んで抵抗するアンカーのチェーンを、警備員の乗ったゴムボートがおさえていた これは法的にも警備員のする仕事の範疇を超えているは…
安和 琉球セメント桟橋 12/6 奴らが海を埋めるなら 僕らは希望の種を蒔こう 失われた命を戻すことは叶わぬが 命の息吹をつなぐことはできる 奴らが未来を壊すなら 廃墟から友を見出そう 塗りつぶされた未来のその上に 新たな夢を共に描く 嘘や誤魔化しの上に…
神戸・三ノ宮、大阪駅前 11/17 約一年半ぶりに参加する神戸行動と大阪行動。 「こんにちは。どうぞ読んで下さい」 街を足早に通り過ぎていく人の波に、沖縄で起こっていること、辺野古新基地建設の実態が書いてあるチラシを差し出す。 会釈をして断る人、全…
「何かを受け取り 何かを手渡す」 これが我々がやってる唯一の事で 我々の存在の全ての意味だ 絶え間のないインプットとアウトプット あなたも僕もあらゆるものが中を通り抜けていく一本の管だ 受け取ったものから何をアウトプットするか そこに個性が生まれ…
翁長さんの訃報から県知事選を終えるまでの、なんともドラマチックな展開の日々からヒトヤマ超えて、祝賀ムードも徐々に落ち着いてきた。 これが映画なら荘厳なBGMがフェードインしてエンドロールが流れ始めるところだが、現実世界ではその後の物語が今日も…
昨日はひとり遠足。 午後からパレット久茂地の『石川真生 大琉球写真絵巻パート1~5』 で、真生さん直々の写真絵巻解説を聞く。 途中少し気分が悪くなって席を外す場面もありながら、約100分間のユーモアを交えた、しかし重みのあるトーク。 真生さんは真生…
台風8号が来ている。 最初の沖縄本島直撃する予想からはかなり南にそれたが、今まだ強風が吹いている。 昨日から仕事は休み、無論海にでることもできず、辺野古の護岸はどうなったろうかと思いながら、家で待機している。 人間は勝手なもので、日照りが続け…
伊江島 3/31, 4/1 《わびあいの里》に援農へ。 今回は念願叶って、さとうきびを刈るところからの黒糖作りを初体験。 畑で刈り取ったきびの皮を独特の形をした鎌で剥いていく。 次第に要領が分かってくると、竹を破るようにメリメリと皮が剥がれる感覚が心地…
台風22号が吹き荒れている。今日の昼間には沖縄島を直撃するコースで通過する予想だ。今はまだ暴風域には入ってないが、かなりの風だ。僕にとっては沖縄で初めての直撃台風体験となる。今日は一日家にこもって、25日の海上行動を振り返りながら、台風をじっ…
名護博物館ギャラリーで開催中のダイビングチームすなっくスナフキンによる写真展【大浦湾の生きものたち】に行ってきた。 たくさんの写真にはひとつひとつ手書きで説明が添えられている。 手作りの感じにとても好感を持てた。 テーブルいっぱいに並べられた…
昨日は奥武山陸上競技場の県民大会に参加した。 翁長知事は埋め立て承認の撤回について「政府が工事を強硬に推し進める状況は必ず撤回につながる。私の責任で決断をする。辺野古に新基地は造ることは絶対にできないと確信している」と発言した。 今回の県民…
日常の生活パターンを少し変えたので、なかなかブログの更新をする余裕が無い。 毎日ではないがカヌーには乗っている。書きたい事もあるのだが、時間が見つからない。 辺野古では先週末の台風を挟んで、主に台風対策と、それを元に戻す作業がのらりくらりと…
次々と耳に入ってくる悪い知らせに「本当にひどいね」と言い合っている この頃 穏やかな日常を過ごしたい誰もがそう願っている今だけそうあればいいのなら目の前の幸せだけ追っていればいいでもそれは仮初めの平穏に過ぎない 次の世代にも手渡せる本当の平穏…
7/25の大きな行動を終えて、ホッとした感や疲労感も有りながら、余韻に浸る暇もあまりなく、新しいチャレンジが始まったり、開いた扉があったり。 またリズムを少し変えてやっていこう。 いずれにせよ、歩みを止めなければ、僕らは出口に近づいていく。 ティ…
お昼に神戸空港に着き、その足で三ノ宮マルイ前へ。 【辺野古の海に基地をつくらせない神戸行動】に参加し、続けて大阪駅前での【辺野古に基地を絶対つくらせない大阪行動】に。 仲間が笑顔で迎えてくれる。 沖縄とそう変わらない暑さ。 久しぶりに都会の“無…
昨日、今日とカヌーに乗っているのだが、家に戻ったら疲れて少し眠ってしまったり、引き受けてしまった事のタイムリミットが迫っていたりで、海上行動についてブログに書く時間がない。いや、仕事量としては大したものではないのだが、あれこれ考えたりして…
伊江島 7/1、7/2 一泊二日で援農へ。 とは言っても、僕のやったのはほとんど草刈りだけど。 灼熱の太陽の下で土をいじり、雑草と格闘する。 都会育ちの僕には土いじりすること自体がとても新鮮だ。 無心になって手を動かしていると、今まで僕の中で閉じてい…
糸満 6/23 慰霊の日。魂魄の塔へ。昨年は知り合いのお家の身内の集まりに紛れ込んだような気分で参加した国際反戦沖縄集会。 今年はもう少しリラックスした気分で楽しめた。 金城実さんの下駄踊りを今年も見られたことが嬉しい。 川口真由美さんと、僕の大好…
今日は朝から大雨だ。 昨日に続いて雷も四六時中なっていた。 海上行動は中止。 おかげで、次の準備など色々とじっくり時間をかけてできた。 ネット情報によると、護岸工事は袋材の投入をしていたようだ。 しかし、昨日から捨て石投入を始めて、今日もう袋材…