夢をあきらめずに

You may say I’m a dreamer. But I'm not the only one.

2016-01-01から1年間の記事一覧

憲法違反を誰が裁くのか

辺野古ぶるーの海上行動が再開された。15艇のカヌーで辺野古崎を目指した。 「埋立て承認取り消しの取り消し」が出され、また始まる。しかし、翁長知事の取り消しが違法だとしてすぐに改めるなら、国がずっと放置している様々な『違憲状態』をただちに改めて…

クリスマスが終わった

やっとクリスマスが終わった。 職場では11月の末頃から、昼夜問わずクリスマスソングが有線で流され、イルミネーションがチカチカ明滅して、それを1ヶ月以上も続けたんだから、一年の10%近くがクリスマス・ムードの中にいたと言える。 とは言え、その間仕事…

届かなくとも

なんという一年だろう5月には若い女性が元海兵隊員によって惨殺された12月には一夜に2つのオスプレイが事故 日米両政府にとっては最悪のシナリオが続いたはずだ普通に考えればもうとっくにアウト辺野古の新基地も高江のヘリパッドも断念せざるを得ない状況…

沖縄県庁前広場 高江音楽祭 2016

沖縄県庁前広場 高江音楽祭 沖縄県庁前広場 高江音楽祭 2016年12月21日 その1 沖縄県庁前広場 高江音楽祭 2016年12月21日 その2

チョコレートを通して見える世界

例えば今日食べたチョコレート一粒にも胃袋に収まるまでには長い長いストーリーがあって そこには時空を超えた無数の人が関わっている チョコレートの作り方を見つけた人カカオの種を蒔いた人その実を摘んだ人それを買いつけた人それを運んだ人チョコレート…

カヌーで安部へ

12/17 瀬嵩からカヌーを出してオスプレイ墜落現場の安部に向かう。 警視庁機動隊が泊まっているカヌチャを横目に大浦湾を東へ。 (カヌー10艇とサポート船2隻で安部を目指した) カヌチャと現場は直線距離にすればほんの2㎞ほど。 (何かのタイミングが少し…

オスプレイのカケラと戦時のニオイ

(高江ヤンバル。命を育むイタジーの森) 12/14 日付が変わってすぐにオスプレイ墜落の報せ。 気持ちは落ち着かないが、翌朝の出発が早いので眠る。 夜明けすぐに高江に着。 (N1ゲート前の県道。過積載ダンプの撒き散らした砂利の粉塵が雨水と混ざってセメ…

音楽を一緒に♪ 〜Tom Waits 『Grapefruit Moon』

今目の前にいないあなたは夜空に見えるあの月よりも遠くにいると感じてしまう季節はめぐるぐるぐるめぐる youtu.be

来れない人は雨乞いを!

高江 12/8 最も作業が遅れていると見られていたH地区ヘリパッドもほぼ形が出来て、仕上げの段階に入っている。 それにもかかわらず、度を超えた過積載をしなければならないほどのハイピッチで、砂利の搬入は続いている。 彼らを焦らせている作業の遅れが、ま…

表の顔 ウラのカオ

高江 12/5, 12/6 5日はN1ゲートに神戸から11人の仲間が団体で来てくれた。 その他にも個別で沖縄入りした神戸行動の仲間が4人。 嬉しい再会と、新たな出会いの日であった。 この日、H地区には我々の告発を受けて、労働基準監督署の立ち入り検査が入った。日…

モヤモヤする日々

北部訓練場の返還式典まであと一カ月を切って、モヤモヤした心境の日が続いている。 今月から始まった月曜の大行動に、今日は200人以上が集まった。 (ゲートの入り口には機動隊のカマボコが一車線を塞ぐかたちで止められている。抗議者たちに座り込みさせな…

心を鎮めて

幸いの雨心を鎮めて祈りを込めて時を待つ

僕は待っている

轍の脇で ねじ伏せられながら 雨を待っている 山へ分け入り 海へ漕ぎだし 雨を待っている 土を湿らせ 命を育む 雨を待っている 森にしみ込み 草木を潤す 雨を待っている 滋養を蓄え 海へと注ぎ込む 雨を待っている 人々を休ませ 泥を洗い流す 雨を待っている…

埋められていく谷

11/16 高江 H地区 一週間ぶりのH地区。工事は想像以上に進んでいた。谷を埋めてヘリパッドに必要な平地を確保する作業の盛り土は、計画した高さまで12回に分けて土を盛っていくようだ。一週間前にはその3段目の作業が行われていたが、昨日は既に9段目の作業…

困難な作業

11/9 高江 H地区 (Hへの進入路。10/21には赤土だった路面には既に砂利がびっしり敷き詰められていた) (法面には一部で張芝の設置が終わっている。県外産のこの張芝にはヤンバルの森の生態系に多大な影響を及ぼす恐れのある外来種の動植物が含まれている。…

波の背中を押すように

朝はカヌー教室へ。 今日はある程度の経験があるメンバー7人で豊原の浜を目指した。 行きは追い風。タイミングを合わせ、波に乗って加速する。 帰りは向かい風。 波を越えるところで波の背中を押すように漕ぐ。ブランクで忘れかけた感覚を取り戻すには漕ぐし…

その思いを胸に

「私は負けるために闘ってるのではありません。勝つために闘っているのです。どうぞ皆さん、仕事が有る人も無い人も、笑顔を忘れないで、貧乏だろうと笑顔で、誠を尽くしていれば克服できると信じています。」 〜沖縄辺野古【命を守る会】嘉陽(宗義)のおじ…

リセット

早朝から高江へ。無法者たちが大手を振って、思い通りに事を進めていく。ヤンバルの森、那覇地裁、TPP特別委員会、どこを見ても正義には日が当たらない。今日は駄目だ。象に向かっていく蟻の気分だ…。 一回リセット。気分を変える。 You're so cool Hans Zim…

目的と手段

やっと乗れた。4ヶ月ぶりのカヌー。カヌー教室の手伝いに行った。今日は西風が強く、ビギナーの方たちには厳しいコンディションだったが、とてもいい練習になった。 (この海の色、空の色) 春から沖縄に居るのに6月後半から、休みのタイミングが合わずなか…

過積載と刃と旅人

高江 10/21,22 ヘリパッドへ続く作業道路を作っている。ユンボの辺りから向こうがヘリパッドになる。左奥には掘り返された木の根が積み上げられているのが見える。 道路のために森が削り取られた様子がよく分かる。 砂利を積んだダンプ。過積載の違法行為。 …

欲望

「とにかく、国にたてつく市民運動のリーダーを1日でも長く拘留し、現場から離しておきたい」といった欲望が沖縄県警をはじめとした警察組織に有り、その欲望を叶えるためにどうすればいいかあの手この手を模索して次々と事件をデッチアゲる。 事件を解決す…

We Shall Overcome

ちょうど2年前の2014年10/17に僕は初めて沖縄へやって来ました。 翁長知事を生み出したあの県知事選の真っ最中でした。それから約一カ月の滞在は心から尊敬すべき人々との出会いの連続でした。 カヌーを覚え、本当に信頼できる仲間も見つかりました。それま…

ケセラセラ

相変わらず仕事が忙しい。先日新聞で見た《過労死防止白書》によると、月の残業が80時間というのが過労死ラインだそうだが、まさにそのペースだ。 平均すると毎日4時間以上の残業をしている。沖縄で基地問題に取り組もうと移ってきたら、就いた職場で労働問…

自由と平和を愛する人々へ

反骨のカメラマン福島菊次郎は言った。「問題自体が法を犯したものであれば、カメラマンは法を犯しても構わない」 違法なものを暴くためには、法を犯してでも撮らなければならない時がある、というその意味が、実感として今よく理解出来る。何故なら権力者は…

Right and Justice are on Our Side

書きたいことは色々あるが、今はまだその時じゃない。 今夜はこんな感じで眠ります。 The End of Violence (end title)

谷底からロープで引き上げられた日

高江ヘリパッド予定地。 丘の斜面の樹を伐採させないように谷底に座り込んだ。 防衛局はしばらくの間手を出しあぐねていたが、やがてしびれを切らし丘の上部から樹木の伐採を始めた。 その後、県警が大量に谷へ降りてきて人々を排除した。 自ら歩くことを拒…

高江の長い一日

夜明け前から夕方まで、長い高江の一日でした。 とにかく、刻一刻と現場の状況は目まぐるし動き、注目すべきポイント地は、採石場、北ルート、南ルート、メインゲート、N1ゲート、N1裏テント、揚水発電所ゲートなどなど、広範囲にわたります。 携帯の電波が…

この道を進むこと

今日は約3週間ぶりの完全休養。 高江の事が気になりながらも、疲れのたまった身体を休めるため、1日を休養にあてた。 夕方には名護署まで行って、解放された仲間の笑顔を見られて、ほっとした。 迎える仲間も皆笑顔で。 改めて見回すと、あの場に集まった人…

I Wish I Knew How It Would Feel To Be Free

台風の影響で早目に職場を出た。 帰り道、少し遅いランチを食べながらスマホを見ていたら、高江でまたもや不当逮捕との情報。その足で名護署へ。 既に抗議者が正面の歩道に溢れていて、続々と増えていく。 人々は怒りに震えているようだった。その熱は、今回…

裸の王様の石コロ

9/1と9/2の高江の事を書きたいが、なかなか時間が無い。 1日に機動隊に蹴られた背中も、腰に負担がかかると激痛が走る。 とにかくだ。 命令通り機械のように動く数百人の連中は、毎朝非暴力の人々を蹴散らし躍起になって石コロを運ぶ。これがどれだけ滑稽で…