夢をあきらめずに

You may say I’m a dreamer. But I'm not the only one.

2018-07-01から1ヶ月間の記事一覧

後の祭りとなる前に

7/23 台風あけでまだ波風強く海上行動は中止。 ゲート前に座る。 大きな捨て石を運ぶダンプの車列に混じって、埋め立てに使われる岩ずりらしきものを積んだダンプが時折見られる。 8/17にむけて埋め立て準備は着々と進んでいる。 7/25海へ。 7/19に閉じた護…

【『いのちの海 辺野古 大浦湾』上映&トーク】に寄せて

今夜、東京 三鷹で『いのちの海 辺野古 大浦湾』上映&トークが行われた。 沖縄にいる僕は会場にかけつけることは出来なかったが、この上映会を企画してくれた友人にメッセージを送り、代わりに読みあげてもらった。 この国、特に本土で暮らすみなさんに、今…

『非戦・対話・NGO 国境を越え、世代を受け継ぐ 私たちの歩み』より抜粋 その6

第7話 木口由香 『「普通の人たち」から学んだ力』 「貧民会議」が成し遂げたことの凄さは、ある程度時間が経ってわかってきた。パクムンの人たちは、しばしば抗議行動の中で「違法」な行動を取った。竹はしごをかけ数百人で首相府に入り込み、公的機関の敷…

疚しさを感じながら 切実に

埋立て区域が外海と切り離された日 辺野古 7/19 6月末の時点で辺野古崎付近の埋立て区域は、あと数日で外海と切り離されるところまで作業が進んでいた。 護岸が閉じられる目前になって、立て続けに台風が沖縄本島へ近づき、作業の足踏み状態が続いていた。 …

『非戦・対話・NGO 国境を越え、世代を受け継ぐ 私たちの歩み』より抜粋 その5

第5話 宇井志緒利『何かが起きてからではなく』より 私は、ジャストピース(Justpeace)という言葉を、フィリピン・ミンダナオ島で平和づくりに取り組む人たちから教えられた。これは、平和(Peace)と公正(Justice)は切り離せないもの、「公正を伴わない…

『非戦・対話・NGO 国境を越え、世代を受け継ぐ 私たちの歩み』より抜粋 その4

コラム9 渡部朋子 『韓国人原爆犠牲者慰霊碑が問いかけるもの』 かれらがあの日、広島にいたことは、紛れもなく日本の戦争と植民地政策の結果であるにもかかわらず、今日そのことは、ヒロシマを語る時にそぎ落とされてしまっている。原爆によって亡くなった…

『非戦・対話・NGO 国境を越え、世代を受け継ぐ 私たちの歩み』より抜粋 その3

第3話 満田夏花『原発事故被害と米軍基地問題』より 「基地」「原発」ーー巨大な力が沖縄の人たちを、そして福島の被害者たちを踏みつけにし、かれらの声を聴かず、勝手に権力が「国益」と定義したもの、その実、国益でもなんでもないものを優先する構造は…

心穏やかに

台風8号が来ている。 最初の沖縄本島直撃する予想からはかなり南にそれたが、今まだ強風が吹いている。 昨日から仕事は休み、無論海にでることもできず、辺野古の護岸はどうなったろうかと思いながら、家で待機している。 人間は勝手なもので、日照りが続け…

『非戦・対話・NGO 国境を越え、世代を受け継ぐ 私たちの歩み』より抜粋 その2

第2話 野川 未央 『「非戦」という生き方』より ある問題に一度気づいたら、自分がキャッチできる情報や思いを同じくする仲間への共感は、雪だるま式に大きくなっていく。しかしそれは、周りの人にとっては「当たり前」ではないかもしれない。だからこそ、自…

『非戦・対話・NGO 国境を越え、世代を受け継ぐ 私たちの歩み』より抜粋

第1話 谷山 博史『個人史の中の非戦 』より 安保法制を批判し、戦争に反対するだけでは戦争は止められない。戦争への加担も避けることはできない。 地球上の化石燃料や鉱物資源、水、森林、土地などの自然資源は、ここ数十年の間に急激なスピードで枯渇に向…