夢をあきらめずに

沖縄暮らしの記録

『童神』で始まった県民大会

ほんとうに暑い日だった。
6万5千人が集まった沖縄の県民大会。

全国各地でも沖縄に思いを寄せる集会が開かれた。

那覇の奥武山陸上競技場。

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(開会ギリギリまで人はどんどん増え続けた)


古謝美佐子さんの唄う『童神』はこれ以上無いと思えるほど開会に相応しかった。

2016 6.19 沖縄県民大会の様子 歌童神 - YouTube

弔意をこめた長い黙祷。
登壇者のみなさんのあいさつが続く。
深い深い悲しみ、内に秘めた怒り、といった沖縄の思いは世に放たれた。
そして、もうひとつ、登壇者の口から何度も語られたのは自責の念だった。
命の尊厳と、生きる権利を守れなかった、その責任の小さな一端はこの社会を形作っている私たち全てに有ると。
玉城愛さんは、「家族や自分のことを大切にしてくれる人々と生きてはいるが全く幸せではない」と、スピーチの中で語った。

彼女はこの社会の被害者であり、また同時に加害の側面をも持つ自己と向き合い、もがき苦しみながらも前へ進もうとしている。

http://www.youtube.com/watch?v=EAL5tHY1wO0&sns=em

 

事件を政治利用するなという批判が一部であるようだが、見当違いも甚だしい。
命の尊厳と生きる権利を守る事こそが政治の中心的役割である。

このような悲劇をもう二度と繰り返さない」という人々の思いに応えなければ、それは政治の名に値しない。
そして、その政治を動かすのは政治家ではなく、主権者である私たち全てである。

これは自分たちの生きる社会を選び取る権利であり、その社会を次世代へ手渡す者としての責務である。
そのために人々は集まった。

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(掲げたメッセージカード。表面)

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(メッセージカードの裏面)

 

沖縄の思いは世に放たれた。
海兵隊の撤退や日米地位協定の抜本改革は、沖縄だけで成し遂げられるものではない。
沖縄の思いにどう応えるのか、本土の覚悟を示す番だ。
沖縄を孤立させることがあってはならない。

この闘いは誰の闘いなのか?
この痛みは誰の痛みなのか?
沖縄は孤軍奮闘を強いられているゴールキーパーのようだ。
他の選手は何処に行った?
「沖縄頑張れ〜!」と言っているあなたも、我関せずのあなたも、同じユニフォームを着てグランドに立っていることに気づくべきだ
今すぐ走ろう!
それぞれのポジションで出来ることをしよう。
残り時間は、そう長くはない。

 

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辺野古浜のテント前。清々しい天気に恵まれた)

 

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(シュワブ・ゲート前。関西や関東からも、何か有ればすぐに駆けつけてくれる仲間の姿が)

 

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(弔意を示すバナー。警告に来た軍警備員もその意図を理解して引き下がっていった)

 

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(テント2ではミケが今日も寝ている)