高江に着いたのは午前9時頃。
着いて早々に米軍車両を止める行動が始まるとのことで、メインゲートに皆で移動した。
今日は本土から平和運動に取り組んでいる方々が団体で来られ、総勢60人でゲートを封鎖した。
(総勢60人あまりでゲートを封鎖。県道を通過する車にもアピール効果バツグン)
(悦美さんのサインを発見!)
詩人のアーサー・ビナードさんも一緒だ。
結局、Yナンバーの車は1台のみで、機動隊が来る事は無かった。
(Yナンバーの車を止めながら、アーサーさんの話が始まると、みんな聞き入っていた)
その車を止めるなか、アーサーさんにマイクが回りプチトークショーのようになった。
オバマの広島訪問について、いつも通りアーサーさん特有の鋭い切り口のお話が聞けた。
動画はこちら↓
2016.6.20 高江メインゲートにてアーサー・ビナードさんのお話
(英文表記の細かいニュアンスの解説をアーサーさんから聞く)
(アーサーさんのベルトは「アメニモマケズ」)
メインゲートから引き上げ、ランチを食べ始めようとした矢先に沖縄防衛局が車を3台連ねてやって来た。
N1ゲートを塞いでいる車両を移動させて欲しいと交渉に来たらしいが、いきなりビデオカメラで私たちの撮影を始めた事に強く抗議した。
繰り返し抗議し、防衛局は何の反論も出来ずに黙ってしまったが、結局最後まで撮影を止めることは無かった。車両の移動についても、15分程粘っていたが諦めて退散していった。
(話し合いに来たといいながら、肖像権の侵害行為を続ける沖縄防衛局。ビデオカメラの他に、写真を撮る職員も別にいた)
以前は一週間に1度程だったこういった防衛局の訪問は、4,5日に1度程に間隔が短くなってきているそうだ。
来月から工事再開を目論んでの車両強制撤去などもあり得ると、警戒を強めているとのこと。
強制撤去も大勢の人が集まれば止められる。時間をやり繰りし、高江にもどうか足を運んで欲しい。
アーサーさんとは久しぶり、そして沖縄では初の再会だった。
今日もまたアーサーさんのお蔭で何人かの方と繋がれた。
いつもながら感謝だ。
夕方には爆音とともにオスプレイやヘリの着陸訓練が繰り返し行われた。
http://twitcasting.tv/yamasaki_taworu/movie/281278547
本当に豊かな命を育むヤンバル(山原)の森の上を人を殺し物を破壊する米軍機が飛び回る。
この両極端が混在するのが高江の日常となっている。
高江を守らずに辺野古、大浦湾を守ることなどあり得ない。
山原の恵みは大浦湾へ注ぎこみ海を豊かにする。
また、米軍の戦略的にも辺野古の新基地と高江のヘリパッドはセットとなって運用される。
ひと繋がりの問題として取り組んでいかねばならない。
夜は名護で伊波洋一さんの参院選総決起集会。
会場は活気に満ちていた。