後の祭りとなる前に
7/23 台風あけでまだ波風強く海上行動は中止。
ゲート前に座る。
大きな捨て石を運ぶダンプの車列に混じって、埋め立てに使われる岩ずりらしきものを積んだダンプが時折見られる。
8/17にむけて埋め立て準備は着々と進んでいる。
7/25海へ。
7/19に閉じた護岸の捨て石がむき出しになってる部分へ被覆ブロックを設置する作業をしている。
沖縄防衛局によると、この被覆ブロックの設置が終われば、埋め立て区域②-1の護岸は準備が整ったことになるそうだ。
しかし、これは護岸の基礎の部分が形になっただけで、高さは設計より低い不十分な状態だ。
しかも、被覆ブロックの列は度重なる台風でズレてガタガタになったままだ。
埋め立ての外枠となる護岸の基礎がしっかり作られていない状態で、土砂投入を始めることは、出来上がる基地のクオリティを下げるに違いない。
カヌーチームはブロック設置を阻止しようとフロートを何度も越えて、最後まで抵抗したが海保に阻まれ、止めることはできなかった。
今週にと言われていた埋め立て承認撤回を、県知事は今日も出さなかった。
海はまだ、眼を見張るほどに美しい。
この美ら海を次の世代に受け渡すことができるのかどうかは、今にかかっている。
(台風の荒波の影響だろうか、一部のオイルフェンスでは、中身の発泡スチロールの細かな破片がオイルフェンス表面にたくさん付着していた。この破片は海を漂って魚やウミガメなどの生物の体内に取り込まれる恐れがある)