ヤンバルの深き森と海より
注文してた本が昨日やっと手元に届いた。
ヤンバルについて書かれた、沖縄在住の芥川賞作家の新刊だが、名護の本屋を回っても店頭には無かった。
ネットで調べるとAmazonで注文したら、4日後には届くようだった。
でも、僕はこの本は地元の本屋で買うべきだと思った。
名護のイオンにある本屋に注文に行ったら、船便になるので取り寄せに2週間ほどかかると言われた。
僕は2週間待ってもいいから、名護の本屋で買うことにした。
相方によると新宿の紀伊國屋書店にも置いてなかったそうだ。
それで、地元の本屋に注文したら、やっぱり1週間から10日かかると言われたそうだ。
都内の本屋でさえそうなのだ。
ネットで個人がたった一冊注文しても、4日後には届くのに。
流通のシステムがおかしくなってるんだな。
本屋はたまったもんじゃないだろう。
他の小売業者も同じく、ネット販売に客を相当奪われてるに違いない。
地方の小さな店なんてどんどん潰れていく。
「早さ、安さ、便利さ」だけを追求していけば当然そうなるが、物を買う時に、品物を手に取って吟味することも、お店の人と言葉を交わしながら選ぶことも出来なくなっていく。
そんなのは味気なくて嫌だなと僕は思うので、ネット通販は極力使わないようにしたい。
完全に手を切るのは難しいけど…。
あっ、この本読んでみたいと思った人は、是非地元の本屋さんに注文して買ってくださいね。
ご近所の図書館にリクエストを出してみるのもいいかも。