進化する毎日
辺野古 6/22
12日の午前中に雷雨によって海上行動を打ち切って以来、天候不良で全くカヌーは出せていなかった。
今朝は梅雨が明けたのか青い空が戻り、久しぶりに11人でカヌーに乗った。
雨風や雷が激しい日が続いていたのだが、この間もK9護岸工事は作業員の安全を守ることなく強行されていた。おそらく10メートル前後は護岸が沖へ伸びたように見えた。
今日は一日中捨て石の投下作業が行われた。ダンプの順番待ちが出来るほど続々と捨て石を運んできて海へ投下していたが、水深が深くなったため捨て石の山の裾野は広がっていて大量の石が必要になり、なかなか護岸は沖へ伸びていかないようだった。
しかし、このことは水面下において今まで以上に広い面積で珊瑚や海の生物の生息地が踏みつぶされていることを意味する。目に見えない海底の破壊をイメージすると、胸が詰まりそうになる。一日も早く作業を中止に追込みたい。
カヌーは4回護岸を目指してフロートを越えたが、今日は工事を中断させる距離まで迫ることはできなかった。
でも、今日重ねた経験は必ず明日につながる。また明日から違うアプローチを試していけばいい。僕らは毎日進化している。
明日は慰霊の日。心を鎮め、過去に想いを馳せる一日を過ごしたい。