夢をあきらめずに

You may say I’m a dreamer. But I'm not the only one.

続けていこう

辺野古 9/28

 

カヌーと船団による海上行動チームの奮闘によって、25日から三日間連続で仮設道路造成作業が一時的に止まるような状況を作れている。

その反動で28日は海保の警備が非常に厳しかった。

カヌーの参加は10艇。作業を止められる可能性が有るシアター前に全艇を集めるが、フロートの囲いの中では最大で6艇の海保GBが警備にあたった。

ほとんどのメンバーがフロートを越えてすぐに拘束されてしまうなか、隙をついて数名は仮設道路まで近づけた。

 

今はとにかくその日その日に集まったメンバーで、思いつく限りの方法を試してみるしかない。

続けていこう!

 

 

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(ドクロ前)

 

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 (ドクロ前)

 

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(米軍の水陸用車による訓練)

 

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 (海亀の産卵する浜を走り回って訓練する米軍のバギー車)

 

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(シアター前)

 

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 (シアター前)

 

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(シアター前)

 

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(テントの屋根でくつろいでる茶ぁこ)

 

同じ思いを持って

辺野古 9/25

ドクロ前とシアター前の二手に分かれて行動。
ドクロ前から東へ伸びる仮設道路は、埋立地の西端にあたるK1護岸への資材や重機が行き来する生命線。

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(ドクロ前の仮設道路)

 

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(並んだコンクリートブロックの最先端あたりからK1護岸が始まるのではないかとも言われている)

 
そして、シアター前から西へ伸びる仮設道路は、埋立区域を分割する中仕切り護岸N5への生命線。

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(シアター前の仮設道路)

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 (仮設道路を囲む黄色い小型フロートの位置が更に西へと移動させられた。中仕切り護岸N5のスタート地点と言われる茶色の八角堂は目前に迫った)


この2つの護岸工事を国は来月にも始めると公言している。また海への捨て石の投入が再開されるのだ。
ふたつの仮設道路は着々と工事が進み、それぞれの護岸が海へと伸ばされていくスタート地点となる浜へ程なく到達するところまできている。

 

今日はカヌーメンバーの一人が海保の警備をすり抜け、仮設道路への砕石投下ポイント近くまで到達し、ダンプが砕石を下ろせずに一旦引き返した。
作業は20分程止まった。
僕はこの20分は偉大な成果だと思う。

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様々な意見が有る。
まだ仮設道路工事の段階で、そこまでのリスクを冒す必要が有るのか?という声も有った。
しかし、仮設道路完成は目の前だ。
それを野放しにしておいて、いざ護岸工事が始まった時に、確実に工事を止める秘策が有るのかと言えば無いのだ。
だから、僕は今出来ることを精一杯やりたいと思っている。
知恵を絞り、勇気を持って、次の行動を決めていきたい。
権力による横暴な基地建設を止めたいという、同じ思いを持って集まった仲間ならば、きっとそれは出来るはずだ。


行動を前へと進めよう!

 

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(ドクロ前の仮設道路奥に作られた生コンプラントへと続く道を3台のダンプが走って行き、数分後に引き返していった。その時間の長さから生コンプラントで資材を下ろした可能性が高い。生コンプラントの稼働もそう遠くはないに違いない)

 

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 (前日の日曜日、カヌーの行動が休みの日を選んで、赤白鉄塔前にもフロート類が再設置された。作業は全く行われていないが、海保が配置され警戒をしている)

 

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伝えなきゃ

辺野古 9/22 ,9/23

伝えなきゃ
言葉を尽くして
伝えなきゃ
小さな行いを重ねて
伝えなきゃ

 

伝えなきゃ
何が起こっているのか
伝えなきゃ
今目の前の事がどんな結果に至るのか
伝えなきゃ

 

伝えなきゃ
僕が一体どうしたいのか
伝えなきゃ
あなたがどうしたいのか知りたいと
伝えなきゃ

 

伝えなきゃ
僕らとあなたたちは同じなのだと
伝えなきゃ
家族や仲間や平穏な日々を愛するのだと
伝えなきゃ

 

伝えなきゃ
ユーモアを交えて
伝えなきゃ
きちんと伝わるやり方で
伝えなきゃ

 

伝えなきゃ
僕の方から見える世界を
伝えなきゃ
そちらから見える世界と合わせようと
伝えなきゃ

 

伝えなきゃ
世界中の人に
伝えなきゃ
抗う人がいたのだと 未来の人たちに
伝えなきゃ

 

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(爽やかなグリーンの新艇カヌーを3艇も辺野古にカヌーを贈る会の皆さんから頂きました!10/25のカヌーメンバーが大集合する海上座り込みに向けても新しいカヌーが増えることは大変助かります。22日はその新しいカヌーに乗せてもらい海へ!)

 

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(シアター前あたりは少し波があって荒れ気味)

 

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(ダンプが運んできた根固め袋材を奥のオレンジ色クレーンが下ろして仮置きする作業)

 

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(22日、シアター前)

 

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(雨雲が接近してきたので、船長判断で松田ぬ浜へ緊急退避)

 

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(22日、松田ぬ浜のフェンス)

 

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(ドクロ付近にある生コンプラント裏の斜面をユンボで削り取る作業はここ数日で始まったようだ)

 

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(23日、朝日に向かって海へ出る)

 

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(シアター前に到着するが、作業員の姿がない)

 

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(23日シアター前。海も空も素晴らしく清々しいブルー)

 

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(9時を過ぎても作業員は現れなかったので、今日の海上作業ほ「行われない」と判断した)

 

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(海亀の卵から孵化した子亀のためだと防衛局が言うトンネルも潮が満ちている時は水の中)

 

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(大浦湾に戻ってきた黄色いクレーン台船)

 

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(シアターの裏近く大浦湾側の砕石置き場脇にあるグレーの直方体の物体。被覆ブロックを作る為の型枠ではないかと言われている。←これはどうも型枠ではなかったようです。先ほどライターの渡瀬夏彦さんが昨日フェイスブックに投稿された写真の中にもっと型枠らしいものが写っているのを見ました。誤った情報で失礼しました。)

 

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(ドクロ前も着々と仮設道路工事が進められている。並べたコンクリートブロックの上にH鋼を固定して、その上にさらにコンクリートブロックを敷き詰めている)

 

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(設備を待つH鋼。その手前には4種のフロートやオイルフェンスのラインが無秩序に何重にも引かれている。これだけを見ても、計画を逸脱して行き当たりばったりの作業が行われていることが分かる)

 

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(松田ぬ浜まで帰ってきた時、上空には河のように連なった黒い雨雲が迫っていた。雷注意報が連日出ている。雲の流れが早く変わりやすい天候の日が続く。海上行動では天候判断を間違えば命とりにもなりかねない)

 

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台風の傷跡

辺野古 9/19

 

先週末の台風18号が去った後、辺野古崎〜長島の間のネットを張るためにフロートに取り付けられた支柱付き木枠はかなり損壊している。

 

支柱が大きく傾いてしまったもの

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木枠を組んでいる金具が外れて分解してしまったもの

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金属の支柱が波にさらわれ無くなってしまったもの

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この木枠については、設置後数ヶ月で既に波に煽られることで破損が見られ、過去に何度も修理がされている。

実際の波風の影響を十分に考慮せずに机上で作った欠陥品であり、一般企業であれば設計者の責任が厳しく問われるような代物だ。

この支柱付き木枠の設計、制作、設置にかかる費用も、その修理にかかる部品代や人件費も全て我々の納めた税金だ。

このような税金の無駄な使い方を海保やマリンセキュリティの警備員も納税者の一人としてしっかりと見て欲しい。

全国の皆さんにも是非知ってもらいたい。

 

午前中は台風対策で撤去していたフロートやネットなどの再設置作業がまだ完了していない数カ所で行われていた。

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シアター前でのオイルフェンスの設置を止めるように作業員に近づいて説得しようとすると、海保に拘束された。

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ゴムボートに乗せられ、たっぷり時間をかけて松田ぬ浜まで移動させられて解放された。

 

シアター前では朝一に作業和船が3隻フロート付近で何らかの作業を始めようとした所へカヌーが到着し、作業和船は作業を諦めて大浦の方へ撤退していた。

カヌーが居なくなりフリーになると作業和船が戻って来る懸念が有ったので、松田ぬ浜から再びシアター前に戻り、昼食はカヌーの上で取りながら監視を続けた。

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結局、その後に作業和船が戻って来ることは無かったが。

 

カヌーメンバーがゴムボートに乗せられている頃に、シアター前の仮設道路には黒いシートが持ち込まれていた。

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たっぷり時間をかけて松田ぬ浜へ移動させられている間に、仮設道路の先端の方、根固め袋材が積まれてむき出しのままになっている部分にその黒いシートが敷かれたようだ。

午後からはそのシート上にダンプが比較的細かい砕石を落として、ユンボでならす作業が始まり夕方まで行われた。

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2台のダンプがピストンで次々と砕石を運び込む作業のペースは早く、中仕切り護岸N5のスタート地点と言われる茶色い八角形屋根の建物前の浜までは、あと50メートルも無いくらいにまで仮設道路が迫ってきているように見える。

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仮設道路がスタート地点に到達すれば、捨て石を海へ投入して埋めながら先へと伸ばしていく中仕切り護岸N5の工事を国は急がせるだろう。

その工事が始まるのを止めるには、仮設道路の建設を進ませない方法を現場で今見つけ出さねばならない。

限られた人数で何が出来るのか。

知恵を絞って、アイデアをひとつひとつ試してみるような行動が続く。

国は10月からのN5工事を目論んでいる。

残された時間はそう多くはない。

カヌーの艇数が増えれば出来る行動のバリエーションも広がる。

どうか多くの仲間に参加してもらいたい。

 

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辺野古崎)

 

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辺野古崎付近の岩場)

 


水面の泡がレンズとなって浅瀬の岩に流れ星を見せてくれる

 

 

愛とユーモアを

辺野古 9/12

 

台風18号が近づいている。

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午後には風も強くなりそうだ。

護岸工事にむけた辺野古側の工事は中断され、台風対策が行われそうだ。

 

よってこの日はカヌーは出さないで、現場の状況確認をするためにぶるーの船1隻だけを海に出すこととなった。

残ったメンバーでテントの撤去や、フェンスのバナーの回収などといった台風対策を行った。

 

沖縄に上陸する台風こそないものの、もう今年数回目のテント撤去。

作業手順も要領が分かって、迅速に撤去することが出来た。

松田ぬ浜のフェンスに張られたバナーを回収しに行くと、フェンスの向こう側では米海兵隊が水陸両用車を使った訓練をしていた。

悪天候ならば安全のために中止する我々の行動と違って、強い風が吹けば強風の時を、波が高ければ高波の時を想定した訓練をするのだろう。

ご苦労なことであるが、そういった訓練は海亀が産卵をする浜ではなく、是非とも自国でやって頂きたい。

 

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台風対策も終わったお昼過ぎに、10/25海上座り込みのチラシが届いた。

今回もカヌーメンバーの描いたイラストを使ったとても良いチラシとなった。

細かい部分あちこちに、作者の愛とユーモアが溢れている。

 

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(チラシを手に取り、熱心に見入るカヌーメンバー。

今回のチラシにはこうやって食い入るようにチラシを見入る仕掛けがある。どうぞチラシを手に入れて、作者のユーモアいっぱいの仕掛けを楽しんで頂きたい。)

 

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