夢をあきらめずに

You may say I’m a dreamer. But I'm not the only one.

伝えなきゃ

辺野古 9/22 ,9/23

伝えなきゃ
言葉を尽くして
伝えなきゃ
小さな行いを重ねて
伝えなきゃ

 

伝えなきゃ
何が起こっているのか
伝えなきゃ
今目の前の事がどんな結果に至るのか
伝えなきゃ

 

伝えなきゃ
僕が一体どうしたいのか
伝えなきゃ
あなたがどうしたいのか知りたいと
伝えなきゃ

 

伝えなきゃ
僕らとあなたたちは同じなのだと
伝えなきゃ
家族や仲間や平穏な日々を愛するのだと
伝えなきゃ

 

伝えなきゃ
ユーモアを交えて
伝えなきゃ
きちんと伝わるやり方で
伝えなきゃ

 

伝えなきゃ
僕の方から見える世界を
伝えなきゃ
そちらから見える世界と合わせようと
伝えなきゃ

 

伝えなきゃ
世界中の人に
伝えなきゃ
抗う人がいたのだと 未来の人たちに
伝えなきゃ

 

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(爽やかなグリーンの新艇カヌーを3艇も辺野古にカヌーを贈る会の皆さんから頂きました!10/25のカヌーメンバーが大集合する海上座り込みに向けても新しいカヌーが増えることは大変助かります。22日はその新しいカヌーに乗せてもらい海へ!)

 

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(シアター前あたりは少し波があって荒れ気味)

 

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(ダンプが運んできた根固め袋材を奥のオレンジ色クレーンが下ろして仮置きする作業)

 

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(22日、シアター前)

 

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(雨雲が接近してきたので、船長判断で松田ぬ浜へ緊急退避)

 

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(22日、松田ぬ浜のフェンス)

 

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(ドクロ付近にある生コンプラント裏の斜面をユンボで削り取る作業はここ数日で始まったようだ)

 

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(23日、朝日に向かって海へ出る)

 

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(シアター前に到着するが、作業員の姿がない)

 

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(23日シアター前。海も空も素晴らしく清々しいブルー)

 

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(9時を過ぎても作業員は現れなかったので、今日の海上作業ほ「行われない」と判断した)

 

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(海亀の卵から孵化した子亀のためだと防衛局が言うトンネルも潮が満ちている時は水の中)

 

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(大浦湾に戻ってきた黄色いクレーン台船)

 

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(シアターの裏近く大浦湾側の砕石置き場脇にあるグレーの直方体の物体。被覆ブロックを作る為の型枠ではないかと言われている。←これはどうも型枠ではなかったようです。先ほどライターの渡瀬夏彦さんが昨日フェイスブックに投稿された写真の中にもっと型枠らしいものが写っているのを見ました。誤った情報で失礼しました。)

 

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(ドクロ前も着々と仮設道路工事が進められている。並べたコンクリートブロックの上にH鋼を固定して、その上にさらにコンクリートブロックを敷き詰めている)

 

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(設備を待つH鋼。その手前には4種のフロートやオイルフェンスのラインが無秩序に何重にも引かれている。これだけを見ても、計画を逸脱して行き当たりばったりの作業が行われていることが分かる)

 

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(松田ぬ浜まで帰ってきた時、上空には河のように連なった黒い雨雲が迫っていた。雷注意報が連日出ている。雲の流れが早く変わりやすい天候の日が続く。海上行動では天候判断を間違えば命とりにもなりかねない)

 

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台風の傷跡

辺野古 9/19

 

先週末の台風18号が去った後、辺野古崎〜長島の間のネットを張るためにフロートに取り付けられた支柱付き木枠はかなり損壊している。

 

支柱が大きく傾いてしまったもの

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木枠を組んでいる金具が外れて分解してしまったもの

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金属の支柱が波にさらわれ無くなってしまったもの

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この木枠については、設置後数ヶ月で既に波に煽られることで破損が見られ、過去に何度も修理がされている。

実際の波風の影響を十分に考慮せずに机上で作った欠陥品であり、一般企業であれば設計者の責任が厳しく問われるような代物だ。

この支柱付き木枠の設計、制作、設置にかかる費用も、その修理にかかる部品代や人件費も全て我々の納めた税金だ。

このような税金の無駄な使い方を海保やマリンセキュリティの警備員も納税者の一人としてしっかりと見て欲しい。

全国の皆さんにも是非知ってもらいたい。

 

午前中は台風対策で撤去していたフロートやネットなどの再設置作業がまだ完了していない数カ所で行われていた。

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シアター前でのオイルフェンスの設置を止めるように作業員に近づいて説得しようとすると、海保に拘束された。

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ゴムボートに乗せられ、たっぷり時間をかけて松田ぬ浜まで移動させられて解放された。

 

シアター前では朝一に作業和船が3隻フロート付近で何らかの作業を始めようとした所へカヌーが到着し、作業和船は作業を諦めて大浦の方へ撤退していた。

カヌーが居なくなりフリーになると作業和船が戻って来る懸念が有ったので、松田ぬ浜から再びシアター前に戻り、昼食はカヌーの上で取りながら監視を続けた。

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結局、その後に作業和船が戻って来ることは無かったが。

 

カヌーメンバーがゴムボートに乗せられている頃に、シアター前の仮設道路には黒いシートが持ち込まれていた。

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たっぷり時間をかけて松田ぬ浜へ移動させられている間に、仮設道路の先端の方、根固め袋材が積まれてむき出しのままになっている部分にその黒いシートが敷かれたようだ。

午後からはそのシート上にダンプが比較的細かい砕石を落として、ユンボでならす作業が始まり夕方まで行われた。

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2台のダンプがピストンで次々と砕石を運び込む作業のペースは早く、中仕切り護岸N5のスタート地点と言われる茶色い八角形屋根の建物前の浜までは、あと50メートルも無いくらいにまで仮設道路が迫ってきているように見える。

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仮設道路がスタート地点に到達すれば、捨て石を海へ投入して埋めながら先へと伸ばしていく中仕切り護岸N5の工事を国は急がせるだろう。

その工事が始まるのを止めるには、仮設道路の建設を進ませない方法を現場で今見つけ出さねばならない。

限られた人数で何が出来るのか。

知恵を絞って、アイデアをひとつひとつ試してみるような行動が続く。

国は10月からのN5工事を目論んでいる。

残された時間はそう多くはない。

カヌーの艇数が増えれば出来る行動のバリエーションも広がる。

どうか多くの仲間に参加してもらいたい。

 

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辺野古崎)

 

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辺野古崎付近の岩場)

 


水面の泡がレンズとなって浅瀬の岩に流れ星を見せてくれる

 

 

愛とユーモアを

辺野古 9/12

 

台風18号が近づいている。

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午後には風も強くなりそうだ。

護岸工事にむけた辺野古側の工事は中断され、台風対策が行われそうだ。

 

よってこの日はカヌーは出さないで、現場の状況確認をするためにぶるーの船1隻だけを海に出すこととなった。

残ったメンバーでテントの撤去や、フェンスのバナーの回収などといった台風対策を行った。

 

沖縄に上陸する台風こそないものの、もう今年数回目のテント撤去。

作業手順も要領が分かって、迅速に撤去することが出来た。

松田ぬ浜のフェンスに張られたバナーを回収しに行くと、フェンスの向こう側では米海兵隊が水陸両用車を使った訓練をしていた。

悪天候ならば安全のために中止する我々の行動と違って、強い風が吹けば強風の時を、波が高ければ高波の時を想定した訓練をするのだろう。

ご苦労なことであるが、そういった訓練は海亀が産卵をする浜ではなく、是非とも自国でやって頂きたい。

 

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台風対策も終わったお昼過ぎに、10/25海上座り込みのチラシが届いた。

今回もカヌーメンバーの描いたイラストを使ったとても良いチラシとなった。

細かい部分あちこちに、作者の愛とユーモアが溢れている。

 

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(チラシを手に取り、熱心に見入るカヌーメンバー。

今回のチラシにはこうやって食い入るようにチラシを見入る仕掛けがある。どうぞチラシを手に入れて、作者のユーモアいっぱいの仕掛けを楽しんで頂きたい。)

 

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間違ったルート

辺野古 9/11

 

旧盆の休みをはさんで久々のカヌー。

ドクロ前は仮設道路の基礎となるコンクリートブロックの設置がかなり進んでいた。

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 根固め袋材が運ばれてきた。

手前の茶色い棒状のものはH鋼だ。

 

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 H鋼はコンクリートブロックの基礎の上に線路の枕木のように並べて使うようだ。

 

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ブロックとH鋼を固定するために、H鋼の貫通穴を通してコンクリートブロックに穴を開けている。

この加工は時間をかけて、慎重に作業を行っていた。

 

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根固め袋材はブロックの海側に並べている。

この部分は本来は被覆ブロックを設置するそうだが、K9護岸と同様に被覆ブロックの製作が間に合わず根固め袋材で代用しているようだ。

これもいずれは撤去して被覆ブロックに置き換えなければならない。

本来ならばやらなくていい無駄な作業だ。

 

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黒板には

「鋼製山留材
受桁設置
せん孔清掃状況」

と書かれているように見える。

穿孔(せんこう)、つまり穴開けした後のドリル屑を掃除している工程のようだ。

 

手前にある設置済みの根固め袋材には番号札がつけられている。

 

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 番号札を持った人物。

彼は防衛局の人間だろうか?

首から下げた双眼鏡で我々カヌーチームの様子もうかがっていた。

 

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その後、H鋼を二段に積み上げた。

 

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現場の視察に来た米軍関係者。

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現場の写真を何枚も撮っていた。

我々の抗議が十分に耳に届いていたはずだが、全くリアクションは無かった。

 

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軍警も出て来たが、拡声器で警告をして十数分程様子を見てから立ち去った。

 

 

一方、シアター前も先月末と比べるとかなり仮設道路が伸びていた。

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こちらはハイピッチで作業が進んでいる。

左に見える茶色い屋根の八角堂の前辺りが中仕切り護岸N5のスタート地点となるが、そこまで資材を運ぶための道路が出来上がるのも目前という段階にきた。

 当初はN5護岸工事の着手は9月と報道されていたが、最近になって10月から始まるという報道に変わった。
遅れは出ているようだが、着実に作業は進んでいる。

 

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作業の最前線が西に移ったので、それに伴ってフロートによる囲い込みも全体が西に移動していた。

 

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フロートの移動によって道路の根元付近にあるトンネル部分はフロートの外となり、かなり接近して様子を見ることが出来る。

こんな暗くて狭いトンネルを防衛局の考えたように都合良く通って、奥の浜で孵化した海亀の子が海へ出て行くとは到底思えない。

偽善を象徴するこのトンネルを見るたびに腹立たしい思いにかられる。

 

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シアター前仮設道路のすぐ東にある作業ヤードでは根固め袋材が次々と準備され積み上げられている。

 

しかし、この日は台風が接近していたために、道路建設の作業は行われず、台風に備えてブロックやフロートを撤去する作業が行われていた。

 

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辺野古崎から長島の間のフロートからはネットが取り除かれていた。

大浦湾側でもオイルフェンスやフロートの撤去が一部行われ、作業船や台船も台風避難で移動が始まったようだ。

 

国がどんなに力ずくで工事を進めようとしても、やはり自然には勝てないのだ。

ならばもっと謙虚になって、自然と共存する道を探さねばならない。

仮設道路という戦争へ続く道は、間違ったルートなのだ。

音楽を一緒に♪ ~Jack Johnson「You Can't Control It」

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このビデオクリップを最後まで観て欲しいな。

ジャック・ジョンソンがどんなメッセージを込めたのか感じて欲しい。

たぶん彼もハワイで、沖縄にいる僕と同じようなものを見て同じようなことを感じてるんじゃないかと僕は思う。

 


Jack Johnson - You Can’t Control It (Audio)