夢をあきらめずに

沖縄暮らしの記録

まだ無い「戦後」

陽光でキラキラ輝く水面を漕いで、松田ぬ浜から10人の仲間とカヌーで大浦湾を目指した。

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6日に沖縄防衛局が発表した「フロート撤去完了」というデマのデタラメを確認するのが目的のひとつだ。

レジャービーチ付近に着いてみると、やはりフロートは残っている

沖縄防衛局は「フロートは、ブイの管理に使う小型船舶を係留するため450M残した」と言ったそうだ。
しかし、これも大嘘だ。

この日フロートにはそんな小型船舶は一隻も係留されていなかったし、ブイの管理作業をしている様子も見受けられなかった。
ブイの管理をする船は何処へ行った?


和解による作業中止後も連日海に出て辺野古、大浦湾の監視を行ってきたカヌーや船団の海上行動チームはちゃんと知っている。
ブイの管理をするような作業船がフロートに係留されているのはほとんど見たことがないこと、いつもフロートに係留されていたのは海上保安庁のゴムボートであること、そして、先日から我々にフロートの目的外使用を指摘、抗議されて慌てて大嘘をでっち上げマスコミを使って発表し、海上保安庁のゴムボートの係留をやめたことも。

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(7日の朝刊に載った沖縄防衛局の大嘘。海上保安庁のゴムボートを係留するためのフロートを残す言い訳をするために、「フロート撤去完了」の大風呂敷をひろげた。本当に“終了”したのは国への信頼だ)


この一連の大嘘や、海底に沈められたままの巨大なコンクリートアンカーブロックが撤去されないことについて、更には、そもそもブイも臨時制限水域も翁長知事の埋め立て承認取り消しが復活している現在は撤去、撤回されるのが当然であることについて、船長やカヌーメンバーから怒りを込めたマイクアピールが行われた。

帰路は平島で一息ついた。

辺野古沖に見える、竜神の頭と地元で言われるマナヌ岩を撮ろうとしていると、轟音が近づいてきた。

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(マナヌ岩上空の見事な雲にカメラを向けていると…)

 


平島で休憩していると…

 

小さな点に見えた米軍のヘリが次第に大きくなって、頭の上を飛び越えていった。
これが米軍と隣り合わせになった沖縄の日常だ。


昨夜は夜風を入れるためベランダを開け放っていたら、22時を過ぎても遠くから機関銃の銃声と思える音が何度も小さく聞こえてきた。
沖縄に「戦後」はまだ無いと度々耳にするが、本当にそうだと思った。

 

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(帰路は二人乗りで、空のカヌーを引っ張る。疲れたバディをサポートする練習を日頃からやって、緊急時に備える)