夢をあきらめずに

沖縄暮らしの記録

君へ

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手を伸ばしても 届かない
見えない場所に 隠されて
鉄の格子や 高いフェンスで
どんなに 別け隔てられても

国境や 階級や 貧富や 思想や
様々な壁で 分けられて
互いの胸の内を 言葉で
分かりあうことが できなくても

季節が過ぎ 歳月が重なり
命が尽き 身体は朽ち果て
同じ時間を 生きられなくて
巡り会うことが 決してなくても

ぼくらは 同じティダを見ている
自然に寄り添い 歩いていけば 約束の場所に出られる
同じように 笑い 同じように 泣いて
同じように 唄ったり 踊ったり 抱きあったりするのだから
君の気持ちになってみることができる

だから大丈夫
何も怖がることはない
いつでも 君の声が聞こえる 顔が見える
ずっと側にいる
何者もぼくらを 引き離すことはできないんだ

 


ヤンバルの森 蝶の集まるところ

WILL YOU STILL LOVE ME TOMORROW

辺野古 11/13

 


ドクロ前K1護岸工事 捨て石投下 2017 11/13

 

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明日のことなんか分からない
永遠なんて見たこともない
だから今を生きるんだ
運命に屈せず 今できることを続けていくんだ


薄汚い策略はもう見飽きた
どんなに現状が酷いと嘆いてみても
ほとんど何も変わりはしなかった
やっぱり僕らでやるしかない
行動を積み重ねて 積み重ねて
築いた山は
僕らが何に抗い
何を愛して生きたのか
それを示す証になる

たった数艇のカヌーで何ができるのか

たった一分止めて何の意味があるのか

その答えは全てそこにある

 

 


Carole King & James Taylor - WILL YOU STILL LOVE ME TOMORROW (Live)

If we want it

辺野古 11/9

 

辺野古イノーでK1とN5という二つの護岸工事が始まって四日目。

既に護岸は沖へ向けて十数メートルは突き出している。

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(以上、3枚 ドクロ前K1護岸工事)

 

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 (以上、8枚 シアター前 N5中仕切り護岸工事)

 

今日は何度フロートを越えてトライしただろう。

二回目は10:15頃に9プラス1艇のカヌーが次々とN5中仕切り護岸を目指し、何人かは護岸に肉薄した。

そして、クレーンの動きが止まった。

一分、二分、…五分、…十分、十五分。

11時近くになって、作業員は作業を諦めて現場から引き上げていった。

作業が再開されたのは、お昼休みを終える13時近くになってから。

昼休憩の時間を除いても、一時間半以上は作業を遅らせられたことになる。

 

午後はこちらの動きに合わせて警備の仕方を変えてきたので、作業を止めることは出来なかったが、また明日から、新しいやり方でトライしていけばいい。

続けていけばチャンスは必ずまた巡ってくる。

 

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美ら海を殺す捨て石の山を彼らがイノーに築くなら

ぼくらはそれを止める一分一秒を積み重ねよう

それはきっと

楽園の命を永らえさせる一秒

戦への道を遠ざける一秒

明日のティダを隠す暗雲を吹き流す一秒

となる

出来るんだよ

ぼくらがその気になれば

 

 

二つの台風の狭間で 〜10.25海上座り込み〜

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台風22号が吹き荒れている。
今日の昼間には沖縄島を直撃するコースで通過する予想だ。
今はまだ暴風域には入ってないが、かなりの風だ。
僕にとっては沖縄で初めての直撃台風体験となる。
今日は一日家にこもって、25日の海上行動を振り返りながら、台風をじっくり見てみようと思う。

 

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辺野古・大浦湾をカヌー&船で埋めつくそう‼︎ 新基地建設許さない10.25海上座り込み』は、幸運にも先週末の台風21号と現在通過中の台風22号のちょうど狭間に入ったおかげで、無事に開催することが出来た。
当日は強風波浪注意報が出ており、カヌーと船を海へ出すかどうかの判断はギリギリの決断だった。
その状況の中で、海上行動チームが海へ出ることで基地建設作業を平和的に止めるという、この海上座り込みの目的の一つが達成出来たことの意味は大きい。
この日ゲート前では機動隊が座り込む人々を強制排除し、多数のダンプや生コン車をゲート通過させている。
海上行動が行われなければ、建設作業が行われる可能性は十分にあったのだから。

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(カヌー78艇、船8隻、ウインドサーフィン1隻 

 合計151人が参加しての海上行動となった)

 

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10.25海上座り込みをぐるっと一周

 

かと言って、今回の行動が満点だったわけではない。
前回、7/25の海上座り込みでの反省点を改善し、ステップアップは出来たと思うが、また別の問題点を指摘する声も聞こえてきている。
僕自身も、日頃カヌーで海に出ているメンバーと、普段はなかなか行動に参加することが難しいメンバーや最近カヌー教室を終えたばかりの新しいメンバーとの交流が少なかったことに物足りなさを感じている。
海上座り込みのもう一つの大きな目的である、毎日の行動に参加してくれる仲間を増やすための課題として、どうすればまたひとつステップを上がれるか仲間と話し合っていきたい。

 

とにもかくにも、今回も準備段階から最後の片付けや行動リポートのまとめまで、本当にたくさんの仲間が自主的に知恵と力を貸してくれました。
また、全国から様々なかたちで頂いたご支援にも助けられ、励まされました。
心より深く感謝いたします。
台風が過ぎれば、また日々の行動が再開されます。
国は辺野古側での護岸工事を強行に進めていくことでしょう。
船団とカヌーの海上行動に、一人でも多くの仲間の参加をお願いします。

 

窓の外は先ほどより雨風がさらに激しくなってきたようだ。
大きな被害がでないことを祈るばかりだ。
とりわけ、大浦湾に大量に放置されたままのフロートが気がかりだ。
金属製の支柱や板が取り付けられたあの大玉フロートが切れて流されたら、大きな事故を招くことになりかねない。

 

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(午後に松田ぬ浜で行われた海と陸の連帯集会には300名近くの人が集まった。カヌーメンバー2人と船長1人からのスピーチは、それぞれの思いがストレートに心に伝わるような内容で、とても良かった)

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10.25海と陸の連帯集会@松田ぬ浜 開会前

 

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(京都の歌姫 川口真由美さんは、船の上でも、陸でも、丸々一日歌い続けて仲間を励まし盛り上げてくれた。いつもいつもありがとう)

 

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(ペイント中だったジーマーミー2号はこんな感じになった!素晴らしい!作者曰く、「まだ完成してない」そうなので、次に沖縄へ来た時に続きを描きあげてもらいたい。ダイズちゃん ありがとう!)

 

個性豊かで魅力的な仲間たち

辺野古 10/20

 

台風21号が接近していて、海は荒れ始めていた。

基地建設の作業は台風通過まで中断されていて、カヌーと船団の海上行動も中止が前日から決まっていたが、10/25の海上座り込みに向けてカヌー教室でカヌーを覚えて行動に加わりたいと、県外から来られた方がいる。

朝、松田ぬ浜の様子を見に行くと波打ち際の波も腰近くまであった。

波にカヌーが翻弄されて、初心者がカヌーに乗り込むのは少し難しい状況だ。

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辺野古浜のテント前へ行ってみると波の様子は比較的穏やかだった。

他のインストラクターと相談して、テント前の海でカヌー教室を開くことに決めた。

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生徒さんは前日に続いての参加で、2日目の教室。

インストラクターは3人だ。

カヌーの基本操作は出来るものの、まだ漕ぎ方がぎこちない。

どうしても初心者はパドルを引くように漕いでしまうが、引く方とは逆の手でパドルを押し出すように漕ぐ方がずっと楽に漕げるのだ。

これは言葉で聞いてそれを理解はしても、それを動作にするのはなかなか難しい。

前へ押し出す方の手を意識してしっかり伸ばす。

これを何度も繰り返して身体に動作を覚えさせなければならない。

つまり、上手くなるにはたくさん乗ってたくさん漕ぐしかない。

今回の生徒さんは飲み込みが良い方で、インストラクターのアドバイスですぐにフォームも様になってきた。

転覆からの復帰練習も、カヌーをロープで繋ぐ牽引練習もスムーズにマスターされていた。

後は長い距離を漕ぐ力を身につければカヌー教室は卒業だが、今回は残念ながら海の状況が悪いので遠くまで漕いではいけない。

台風あけにカヌー教室が出来ればいいんだが…。

 

午前中で教室を終えて片付けをしていると、ゲート前に行っていたカヌーメンバーから電話がかかってきた。

たまたまゲート前で会った人が、同じように10/25に向けてカヌーを覚えようと県外から来られたのだが、台風の影響でカヌー教室は中止になったという誤った情報を聞いて諦めていたとのこと。

この後、午後から臨時カヌー教室を開けないだろうか?との問い合わせだった。

せっかく県外から来てくれた方に、出来るだけ対応したい。 

もう一人インストラクターが残ってくれることになり、午後からも臨時でカヌー教室を開いた。

こちらの生徒さんは全くの初心者。

カヌーやパドルの取り扱い方だけではなく、カヌーチームの行動が非暴力の行動であること、バディや班といった仲間との連携がとても重要であることなどもしっかり学んで頂く。

午後は次第に波と風が強くなり、初日の練習としては難易度が高かった。

それでも、カヌーの基本操作は一通り覚えてもらうことが出来た。

次に波の穏やかな日に乗れば、もっと上手にカヌーをコントロール出来るだろう。

 

ちょうど3年前の10/21に僕も全くの初心者としてカヌー教室に入ってカヌーを教わった。

カヌーメンバーの中にもカヌー経験が無くて、辺野古に来て初めてカヌーに乗ったという人も多い。

カヌー自体はそれほど難しい乗り物ではない。

小柄な女性や、高齢の方も、みんな一緒に行動している。

辺野古ぶるーとして活動していくのに肝心なのは、この海と自由を守りたいという強い気持ちと、仲間と安全に一日一日の行動を続けていきたいという意識なのだ。

関心のある人は是非、時間をやりくりしてカヌーチームに参加してもらいたい。

 

カヌーメンバーには本当に個性豊かで魅力的な仲間がたくさんいる。

今も、一人のメンバーの手によってカヌーを運ぶ軽トラックが、絵本の1ページのように彩られようとしている。

どのような車に生まれ変わるのか、とても楽しみだ。

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帰り道、瀬嵩のお山から大浦湾の様子を見てきた。

作業台船は全て姿を消していたが、海に浮かぶフロートはかなりの数がそのまま残されていた。

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特に瀬嵩の方はほとんどそのまま、汚濁防止膜も撤去されずに残っていた。

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汀間漁港沖のフロートは波に煽られ大蛇のようにうねっている。

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台風の波風で3年前のようにまたフロートが流されるのではないかと不安だ。

それは決して環境にとって良いことにはならないし、沖縄防衛局はまともにその責任を取ろうとしないだろうから。

3年前にフロートを支えきれずに流出して行方不明になったとされた、鉄板を重ねたアンカーは今も赤白鉄塔前などに放置されたままだ。

沖縄防衛局にとっては、どうせ埋め立ててしまう場所だから環境に配慮するつもりなど、カケラも無いのだろう。