夢をあきらめずに

沖縄暮らしの記録

あのアンダーコントロールの茶番劇をまた沖縄でするのか?

f:id:yamasa-kick:20200906163357j:plain

 

沖縄県コロナウイルス緊急事態宣言が解除された。

 

「解除は妥当」「遅きに失した」沖縄の経済界で渦巻く安堵と憤り | 沖縄タイムス+プラス ニュース | 沖縄タイムス+プラス

 

それを伝える沖縄タイムス より引用してみると。

 

 警戒レベルが「レベル3(感染流行期)」で維持されるのは「致し方ない」と理解を示し

 

「遅きに失した」

 

「本来は解除と同時に、知事が『沖縄に来てください』とメッセージを発信しなければいけない。

 

「知事に動画などで『宣言を解除したので、ぜひお越しください』という全国へのメッセージを出してもらうよう要請する」

 

 

県の緊急事態宣言解除の対応について、経済界のお偉いさんたちによる否定的でエゴイスティックな言葉が並ぶ。

結局は観光業界に代表される経済界の圧力に、県が折れたのだろう。

 

県は一週間の新規感染者が38人を超えたら(県が設定した警戒レベル3の状況なれば)第二波の緊急事態宣言をすると目安にしていたが、この一週間の新規感染者は118人と、目安の38人を大きく上回ったままだ。

にも関わらず、自らの設定した安全基準を県は投げ捨ててしまった。

感染者の人数をもとにした警戒レベルの目安と、経済界のお偉いさんが渋々示す“理解”とは何の関連も無いのにだ。

 

また、この一週間は台風の影響でPCR検査が満足に行えない日があったが、それでも直近一週間のPCR検査陽性率は3.1%で、レベル33%未満となればレベル2になる)の段階にある。

もうひとつ忘れてはならないのは、この一週間で6人のコロナウイルス感染者が亡くなっていることだ。

いまだに毎日のように人が死ぬ状態。

まだ安心できるレベルにまで感染が終息している状態に達していないにもかかわらず、経済界は「もっと早く解除すべきだった」と憤っているのだ。

 

そして、偽りの安全宣言をし、「沖縄に来てください」と県外に向けて知事自ら率先してPRすることを要求している。

もし、その影響でさらなる感染拡大が数週間後に数字として現れ、回復が束の間のものとなったとしてもいいのだろうか?

五輪招致で福島の状況はアンダーコントロールにあると世界中に大嘘をついた安倍晋三の茶番劇にそっくりな偽りのPRを、沖縄県玉城デニー知事にさせるのか?

 

経済界の切羽詰った事情と、県民の生命と健康を守る緊急事態宣言はきっぱり切り離して考えるべきだったと僕は思う。

本来は経済界には別のかたちの手厚い支援を国のリーダーシップのもとに行うべきだった。

もちろんGoToキャンペーンのような、災害に便乗して税金を中抜きすることしか中身の無い支援ではなく、本当に困っている人々に援助が行き渡る意味のある支援を。

それがあれば経済界もここまで露骨に経済至上主義に走ることはないはず。

 

とにかく経済を回せというこのエゴは、辺野古基地建設のアクセルを踏む力のひとつにもなっている。

 

もうたくさんだ。

 

f:id:yamasa-kick:20200906012206j:plain



日々報道されるコロナウイルス新規感染者数について

この記事の「コロナウイルス新規感染者が52人で前日から100人以上減る」、という書き方は妥当だろうか。

 

f:id:yamasa-kick:20200810181944j:plain

(記事URL)

https://ryukyushimpo.jp/news/entry-1171718.html

 

確かに10日の新規感染者は52人。

記事によれば、行政検査数400件での陽性22人に加えて、保険診療での陽性30人の合計が52人ということだ。保険診療での検査数は県の発表にも記載が無いので正確に把握できないが、陽性人数からみて数百件の検査数であったと推測できる。

 

新規感染者159人と発表された前日(9日)の検査数はどうか。

県のHPによると、行政検査数2683件で陽性102人。加えて保険診療での陽性が57人で、合計159人になる。保険診療検査数は不明。

 

9日の検査数の方が数倍多いことが分かる。

行政検査だけを見ても、

9日検査数2683件 陽性102

10日検査数400件 陽性22

と検査の規模が全く違う。

検査数が多くなれば陽性人数も当然増えるし、検査数を減らせば陽性人数も減る。

 

日によって検査数に増減があるのに、単純に陽性人数だけを見て前日より何人増えた減ったと言ってもあまり意味がない。

極端な話、検査数ゼロであれば陽性人数もゼロになるわけだから。

 

日々の報道で書かれる感染者数に一喜一憂してしまいがちだが、検査数何件に対しての新規感染者数なのかなど、正確な数字を見てから冷静に判断したいものだ。

また、メディアにも過度にセンセーショナルだったり、楽観を誘導したりするような感染者数の書き方は控えてもらいたい。

 

沖縄県による日ごとの行政検査数、新規感染者数の発表を参考に貼っておきます。

https://www.pref.okinawa.lg.jp/site/hoken/chiikihoken/kekkaku/press/20200214_covid19_pr1.html

 

プライド

f:id:yamasa-kick:20200727232958j:plain

 

ヤンバル西海岸の安和や塩川で

運搬船に昼間積み込まれた土砂が

夜中に沖縄最北端の辺戸岬をぐるっと回って

辺野古イノーを埋めるため

毎朝大浦湾に運ばれてくる

 

f:id:yamasa-kick:20200727233236j:plain

 

航路に近づこうとして

海保の高速ゴムボートに追われて

拘束されたカヌーの目の前

朝日に輝く水面を切り裂いて進む運搬船

今日は4隻か6隻か

 

f:id:yamasa-kick:20200727233407j:plain

 

その土砂は多い時には10tダンプ1000台分近くの量になるという

採石場から大浦湾の護岸で陸揚げされるまでのプロセスを一通り見ると

これは寄ってたかってじわじわ殺す海の公開処刑であるということが理解できる

実際に海へ土砂が入れられる場面は

護岸の向こう側で見ることはできないけど

 

f:id:yamasa-kick:20200727233521j:plain

 

山を切り崩す作業員

ダンプ運転手

抗議者を押し退ける機動隊と警備員

運搬船の船員

運搬船の運航を手助けする海保と海の警備員

警戒船や作業船の船乗り

多くの人間が土砂搬送に

仕事として関わっている

褒められた仕事ではないが

彼らを怒鳴りつけ

或いは説得して仕事を止めさせたとしても

それだけじゃ何も変わらない

また他の誰かが代わりにその仕事をやるだけだ

根本の解決にはならない

 

f:id:yamasa-kick:20200727233615j:plain

 

ではそれらの仕事をやらせている

元をどんどん辿って行き着く安倍晋三

総理大臣の椅子から引きずり下ろせば済むのか

それだって同じだ

それだけじゃ何も変わらない

また他の誰かが代わりにその仕事をやるだけだ

 

f:id:yamasa-kick:20200727233700j:plain

 

何故そうなるのか

それは我々の社会が歪んでいるからだ

どんな仕事であれ中身は問わず

臆面もなく要領良くこなし

人を食い物にしてでも

地位と金を得た者が大手を振って歩く世の中で

だったら自分もそうしないと負けるんだと

我々が次々に矜持を手放し欲望を取った時に

社会はすっかり歪んでしまったのだ

変えなければならないのは

歪んだ社会を構成する我々自身なのだ

 

f:id:yamasa-kick:20200727233753j:plain

 

我々がやるべき自らの改革はただひとつ

ウチナンチューであれ

少数民族であれ

有色人種であれ

セクシャルマイノリティであれ

貧困層であれ

非正規労働者であれ

ハンディキャップを抱えた者であれ

軍事基地や原発やダムを押しつけられる土地であれ

夜の街であれ

落ちこぼれであれ

よそ者であれ

女であれ

子どもであれ

老人であれ

誰かの命と尊厳が力で脅かされる時に

「バカなことは止めろ!」と

いつでも声を上げ

そうやって互いの矜持を取り戻すこと

たったそれだけだ

 

f:id:yamasa-kick:20200727233842j:plain

f:id:yamasa-kick:20200727234116j:plain

 

 

立ち止まれば見えてくる

f:id:yamasa-kick:20200701222531j:plain

f:id:yamasa-kick:20200701222644j:plain

大浦湾に入ってくるガット船。

昨日は辺野古へ行ったが、強い南風でカヌーを出すことはできなかった。

抗議船に乗って辺野古〜大浦湾を監視。

ガット船が3隻大浦湾に入った。

6/12の工事再開以来、平均して毎日34隻のガット船が大浦湾へ埋め立て土砂を積み込んで入っているが、それでも天候不良などで搬出量が少なくなることもあり、一日に必要な土砂量にギリギリの状態がしばしば起きている。

この日、安和桟橋は琉球セメント本来の業務に必要な石炭の積み下ろし作業に使われていて、土砂搬出はできなかった。また、塩川港も強風のため搬出作業を断念したとのことだった。

f:id:yamasa-kick:20200701222817j:plain

何隻もの船で、ジュゴンの鳴き声調査をしていると思われた。

f:id:yamasa-kick:20200701223724j:plain

K4護岸の東端付近では型枠を組んで何か大きなものを作っている様子が見られた。

f:id:yamasa-kick:20200701224150j:plain

同様の作業はK2語岸とK3護岸の継ぎ目辺りでも行われていた。

 

f:id:yamasa-kick:20200701224441j:plain

安和桟橋で石炭の陸揚げをするOCEAN SYMPHONY 。

 

今朝も安和桟橋はまだ石炭船が作業中だった。

また、昨日は積み込みが無かったので、大浦湾に土砂を供給する運搬船は入らない。

(実際には、昨日以前に土砂を積み込んでいた美鍛丸の一隻だけは入ったようだ)

今日中に大浦湾は土砂切れ状態になることが予想されたので、辺野古には行かずに塩川港へ向かった。

明日、大浦湾へ入る土砂量を少しでも減らせば、土砂不足状態を長引かせることができるからだ。

塩川港へ着いてみると、今日も強風で作業は行われていなかった。

f:id:yamasa-kick:20200701230229j:plain

塩川港は強風のため辺野古行き土砂積み込み作業は無く、人影も見られなかった。

そうなると、今日も土砂の搬出は安和で石炭船の作業が終わるまで行えず、十分な量にはならないだろう。

安和では船での搬出はできないが、桟橋根元の琉球セメント構内に採石場からダンプで運んだ土砂を山積みしてストックする作業が行われていた。ストックが有れば、琉球セメント構内での移動だけで、桟橋のベルトコンベアに土砂が供給できるので効率がいい。土砂搬出を遅らせたいと願う側にとっては、このストックはなるだけ少なくさせたいのだ。

構内からのダンプの出口では、3,4人の抗議者が出口前の歩道を牛歩することで、ダンプの通行を遅らせていた。たった数人だが繰り返すことでじわじわと効果が現れて、構内に出待ちダンプの渋滞が起こっていた。

このような抗議者の知恵を絞った様々な行動の積み重ねで、何もしない時と比べて3割前後のダンプ通行量を減らせるそうだ。

f:id:yamasa-kick:20200701230724j:plain

f:id:yamasa-kick:20200701230802j:plain

山積みになった土砂ストック

f:id:yamasa-kick:20200701230918j:plain

琉球セメント構内へのダンプ入り口でも抗議行動が取り組まれている

これからの季節に炎天下で立ちっぱなしの長時間行動は体力的にかなりハードだ。参加者が多くなれば交代で休憩をとることもできる。少しの時間でも参加を呼びかけたい。

 

ダンプを待たせてゆっくり歩いていると、しまいには機動隊が「立ち止まらないでください」と背中を押して強制的に排除してくる。

しかし、辺野古新基地建設を全体として見るならば、「立ち止まる」ことこそが今必要なのだ。

先日、米議会では辺野古新基地建設計画に多くの懸念が示され、軟弱地盤や活断層の危険性、ジュゴンや珊瑚などを保護する環境面の問題など、立ち止まって計画をしっかりと見直すことが求められた。

これはアメリカの議会任せではなく、本来は日本全国からの声で日本政府に強く求めていくべきなのだ。

何故なら、この破綻が目に見えた基地建設が強行されることで私たちが失うものは、米国が被る不利益とは比べものにならないほど大きいからだ。

f:id:yamasa-kick:20200701231113j:plain

琉球セメント構内の様子。

#全国から辺野古基地建設を止めよう

6/16〜19 海の写真

f:id:yamasa-kick:20200620001457j:plain

6/16安和 琉球セメント。近くの採石場からダンプで運ばれてきた埋め立て土砂が、ここで桟橋へと伸びたベルトコンベアに投入される。

UFOらしきものが写っているが、気にしないでおこう。

 

f:id:yamasa-kick:20200619234957j:plain

6/16安和。以前はセメント積み込みは旧桟橋、土砂積み込みは新桟橋と分けていたが、老朽化した旧桟橋が使用不可となったため、新桟橋先端でセメント船の積み込みをするようになった。2隻の巨大な運搬船がかなり接近して着岸していて、危険な気がする。

 

f:id:yamasa-kick:20200620000858j:plain

6/16安和。3873トン(つまり10トンダンプ387台分)の土砂を一度に積める巨大なガット船(運搬船)。このような大きなガット船が現在は19隻体制で安和桟橋、塩川港と大浦湾を行き来している。輸送費が莫大な金額であることは間違いない。

 

f:id:yamasa-kick:20200620001924j:plain

6/16安和。ベルトコンベアからガット船に積み込まれる埋め立て土砂。見るからに赤土混じりの劣悪なものだが、通常より高値で買い上げられている。

 

f:id:yamasa-kick:20200620002228j:plain

6/17安和。ガット船聖嘉(しょうか)からの「本船間もなく出航します」という警告アナウンスは106.9dBの爆音で繰り返された。こういった音の暴力は許されるものではない。

 

f:id:yamasa-kick:20200620002957j:plain

6/17安和。桟橋の沖には何隻もの運搬船が待機している。合計19隻の運搬船全てに乗組員が乗船している。その人件費もトータルすればかなりの額になるはずだ。

 

f:id:yamasa-kick:20200620003514j:plain

6/17安和。海保によって桟橋付近から排除されたカヌーメンバーは海保GBに乗せられる。桟橋へと向かってくる次のガット船を悔しい思いで見つめることとなる。

 

f:id:yamasa-kick:20200620004021j:plain

6/18辺野古。海を囲い込む護岸。

 

f:id:yamasa-kick:20200620004137j:plain

6/18辺野古。米海兵隊の訓練とニアミス。

 

f:id:yamasa-kick:20200620004251j:plain

6/18辺野古。K4護岸のテトラポッド設置も残りわずかとなっている。

 

f:id:yamasa-kick:20200620004532j:plain

6/18大浦湾。この季節に戻ってくる渡り鳥ベニアジサシ。機敏に空を飛ぶ姿は思わず見惚れみるほど美しい。

 

f:id:yamasa-kick:20200620004908j:plain

6/18大浦湾。長島の切れ目、通称「ながなが」は辺野古崎から大浦湾への入り口にあたる。遠くに小さく見えるのは「マナヌ岩」。

 

f:id:yamasa-kick:20200620005613j:plain

6/18大浦湾。K8護岸へ着岸しようと接近するランプウェイ台船。安和からガット船で運ばれてきた土砂がこのような台船に積み替えられ、台船のスロープから乗り込んだダンプにユンボーで土砂を積む。ダンプは埋め立て地まで行って土砂をばら撒く。

 

f:id:yamasa-kick:20200620010230j:plain

6/19辺野古。K2,k3護岸。風が強くカヌーでの行動は中止。抗議船に乗り込んでの監視。

 

f:id:yamasa-kick:20200620010452j:plain

6/19大浦湾K9護岸。連日の強風で大浦湾への土砂供給が思うようにいかず、土砂切れになっていた。この状態になれば埋め立て作業が一時止まることになる。

 

f:id:yamasa-kick:20200620010906j:plain

6/19辺野古沖のマナヌ岩は「竜の頭」に見立てられている。辺野古漁港には竜宮の拝所があるように、辺野古の海は古くから神聖な海として信仰の対象であった。

 

f:id:yamasa-kick:20200620011432j:plain

6/19辺野古。テントの猫も暑さで眠ってばかり。

 


アジサシの華麗なダイブ