2019-04-20 小さな声 辺野古 詩みたいな ジュゴンの死を悼むように 毎日殺されている命 名前も知らない小さな魚やカニやヤドカリにも 目を向けなければ 掌ほどの小さなサンゴにも心を注がねば 1m以上あるサンゴの保全はするが それ以下は気にもせずに埋め殺す そんなルールはあまりに傲慢だ 有名人のコメントは瞬く間にネットを駆けめぐるけど 踏みつぶされる小さな命の声なき声は 人びとには届かない 想像力を使わなければ それは聞こえてはこない 小さな声に耳を傾けようとしなければ ウチナーの思いに触れることも 名もなき私たちの声を届けることも 叶わない