夢をあきらめずに

沖縄暮らしの記録

目的と手段

やっと乗れた。
4ヶ月ぶりのカヌー。
カヌー教室の手伝いに行った。
今日は西風が強く、ビギナーの方たちには厳しいコンディションだったが、とてもいい練習になった。

 

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(この海の色、空の色)

 

春から沖縄に居るのに6月後半から、休みのタイミングが合わずなかなかカヌーに乗れなかった。そうこうしている間に高江の状況が深刻になり、結局一夏が過ぎてしまった。
ずっと海が恋しかった。
今日海に出られて本当に嬉しかった。

 

時々、目的と手段という事を考える。
カヌーに乗って穏やかで美しい海を渡っていくことは本当に気持ちがいい。
また、波の荒い時でもそれを乗りこなすスポーツとしての醍醐味がある。
しかし、深く考えると“カヌーに乗ること”は僕の目的ではない。
“カヌーに乗ること”は、海上に出て辺野古の基地建設を止めるための手段のひとつだ。
だから上手くなりたいと思う。


ところが、もっと突き詰めて考えると、“辺野古の基地建設を止める”ということもまた、目的ではないと気づく。

高江のヘリパッド建設も止めたい。

戦争準備を強引に進める国の暴走も止めたい。

非正規雇用で人を使い捨てにするような国の労働環境も改めたい。

人の尊敬を踏み躙るあらゆる差別を無くしたい。

人類の傲慢な環境破壊にストップをかけたい。

核のない世界を実現したい…。
それらも僕は切に願っているが、やはりそれは究極の目的ではない。
本当の目的はこういった弊害を乗り越えたその先に有って、戦争を止めることも、自然を守ることも実はそこへ至るための手段のひとつに過ぎない。

遠くに見える出口の光みたいな、僕のイメージするその目的を世間一般でどう言うのか僕は知らない。
何なんだろう?

一番近い言葉で言うとすれば、それは【自由】かもしれない。
僕はあらゆる生命の尊厳を脅かす世界から自由になりたい。

 

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(遠くに竜の頭『マナヌ岩』が見える)

 

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(カヌーで浜のテントへ)