2017-06-19 みつめている 辺野古 詩みたいな 辺野古 6/19 朝、ミケはまだ ねむっている しとしと 梅雨の雨が つづいている 暴力は止め処なく つづいている 人の自由が軽く あつかわれている 重機が大手を振って はいっていく 税金が湯水のごとく そそがれていく 積み荷をおろしたダンプが でていく それをさえぎってまたダンプの列が はいっていく 主権者である私たちは目の前の現実から ひきはなされている それでも抗う人たちはここに あつまってくる 対峙しあう私たちをよそに訓練はここで つづいている そうやって人の為すことをグレーはじっと みつめている