未来は手の中に
作業員のコロナ感染で中断されて以来、約2ヶ月のブランクを経て、今日辺野古の埋め立て作業が再開された。
怪しげな企業が受注したアベノマスクが、小さ過ぎて、異物が混入し不衛生で、市販マスクが再び流通しだしてもう遅すぎ、どんなに役立たずで不要だとみんなが思っても、「何度も洗って使える布マスクはとても有効」だという政府が作ったでまかせのフィクションを人々が行動し押し返せなければポストに届けられる。
同じように、軟弱地盤や活断層の上に埋め立ててつくったとしても、完成後に地盤沈下で使いものにならない米軍基地も、「普天間基地の危険性除去のため唯一の選択肢」という政府の作ったでまかせのフィクションを世論が押し返せなければ、粛々と進められる。
しかし、この2ヶ月、工事作業はただただ足踏みしていただけだが、コロナ対応の不手際や検察庁法改悪など国会では様々な政府のデタラメが暴かれ、自粛期間の家籠りで多くの人がその政府の不誠実、欺瞞を目にし、声をあげ始めている。人々の意識が2ヶ月前とくらべて一歩も二歩も前に進んだことを実感している。
もう流れは変わりつつある。でまかせのフィクションを押し返すチャンスがきている。ものにできるかどうかは、真実が見えている私たちの行動次第だ。