夢をあきらめずに

沖縄暮らしの記録

税金吸い上げマシーン

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大浦湾の軟弱地盤の最も深い場所は、水面下70mと言われていたが、追加調査で水面下90mの場所が見つかったと報道された。

その地盤を改良するために海底に打ち込む杭の本数は、当初4万本で想定されていたが、新聞を開く度に更新され、6万本になり、今や77千本だ。

さらには、国内にある地盤改良のための作業船は、最も深くまで杭を打ち込める船でも水面下70mまでが限界で、水面下90mまでは杭を打ち込めないということも判明した。

つまりこれは、紛れもなく前例のない難工事であり、工期もその工事費総額も計り知れない無謀な計画だということが、次第に明るみに出てきた。

 

普通の工事なら、工期が大幅に延び、工事費が予算の何倍にも膨れあがるほどの難問題が発覚すれば、工事を中止し、計画を白紙に戻して、その立地自体から見直すのが当然だろう。

計画の変更がある程度のラインを越えれば、もう採算が合わなくなってしまうからだ。

 

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しかし、税金吸い上げマシーンと化した大浦湾の場合には話が違う。

基地建設利権に群がり税金を吸い上げることに目の色を変える者たちは、工事が難しくなって工程が増えれば増えるだけ儲かる。

前例のない難工事で工期が延びれば延びるだけ、そのぶん長く潤っていられる。

こんなオイシイ話を途中で投げだすわけがない。

たとえ近い将来に計画が行き詰まることが目に見えていようとも、いや、そうであれば尚のこと、泥舟が沈むまでは儲けられるだけ儲けてしまおうという、アクセルベタ踏みの状態にあるのが現在の状況だと考えられる。

本来ならブレーキを踏むべきなのに。

 

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彼らにとってはジュゴンがいなくなろうが、珊瑚が死んでしまおうが、どうでもいいのだろう。

それどころか、彼らが表向きに繰り返し口にする国防や、国の安全保障や、普天間の危険性除去でさえ気にしてもいないに違いない。

抗議者が増えれば、「反対派が押しかける」と言って、警備員を倍に増やす。

使い道の無い欠陥機でも、「国を守るためだ」と、言い値で次々と買っていく。

税金をつぎ込む口実が見つかればそれでいい。

そのものが役に立たつかどうかなんて関係ない。

 

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どう見ても破綻している計画が止められないのは、金の亡者たちが税金吸い上げマシーンをフル回転で動かしているからだ。

彼らはかけがえのない自然も人の命も子どもたちの未来も平気で喰い物にする。

どんなに説得しようと彼らがアクセルを踏み続けるのなら、僕らにできるのは彼らをマシーンの操縦席から引きずり出すことだけだ。

 

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