心穏やかに
台風8号が来ている。
最初の沖縄本島直撃する予想からはかなり南にそれたが、今まだ強風が吹いている。
昨日から仕事は休み、無論海にでることもできず、辺野古の護岸はどうなったろうかと思いながら、家で待機している。
人間は勝手なもので、日照りが続けば雨が降って欲しいと言い、台風がどっちへ進んだと言っては一喜一憂する。
本土では大雨が深刻な被害をもたらしている。
いつどこに大きな地震がきたっておかしくはない。
どうあがいても大自然の力に人間はかなわない。
自然に寄り添って、自然に委ね、自然の恵みをいただきながら生きていくしかない。
どれだけ科学技術が進歩しようとも、自然を力でおさえつけるような不遜な生き方をすれば、必ず先で破綻する。
人も自然の摂理の中に組み込まれている存在であることを忘れてはならない。
先日は台風で稲が倒れる前にと、急遽前倒しとなった知人の田んぼの稲刈りを手伝いに行ってきた。
短い時間だったが、裸足で泥を踏んで体を動かすことに安らぎを感じた。
僕は農業の経験はほとんど無いが、土にまみれているとなんとなく懐かしさがわいてくる。
子どもの頃に夢中になって泥だんごを作って遊んだ感覚が蘇ってくるのかもしれない。
家で本を読むのにも飽きたので、もらってきた端材を使って以前から暇を見つけてやってた、ベランダ用の踏み台作りを終わらせた。
隙間だらけで雑な仕上がりだが、まぁ踏み台だからいいだろう。
ものを作るのは楽しい。
またそのうち何か作ってみよう。