夢をあきらめずに

沖縄暮らしの記録

辺見 庸 目取真 俊『沖縄と国家』より抜粋

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問題はなぜ基地に反対するのかということを「オール沖縄」の中で突き詰めてこなかったことにあると思います。県外移設というんだけど、県外移設でいいのか。その実現性はどれだけあるか。高江のヘリパッド建設にはどうして反対しないのか。那覇軍港は県内移設でもかまわないのか。自衛隊の配備強化にも反対すべきではないか。沖縄県民は基地の被害を受ける立場でもあるんだけど、同時に、イラクアフガニスタンで米軍に殺される側からすれば、沖縄で鍛えられた兵士たちが自分たちに銃を向けるわけです。それに荷担してきたという面もある。であるなら、基地をどこかに「移設」する、「引き取る」という議論ではなく、基地そのものを無くしていくために力を尽くすべきではないか。そういう議論をもっと重ねていく必要がある。宮古八重山、与那国の自衛隊強化を含めて、沖縄が抱えている基地問題辺野古にとどまらない。それに対応していかないと一点共闘の「オール沖縄」は限界を露呈してしまう。

 

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目取真さんの言葉が胸に突き刺さってくる。

今こそ私たちが抗う理由を深く掘り下げ、がっちり根をはり巡らせないと、県知事選も危うい。

引き抜かれて、軽く持っていかれてしまう。