夢をあきらめずに

沖縄暮らしの記録

間違ったルート

辺野古 9/11

 

旧盆の休みをはさんで久々のカヌー。

ドクロ前は仮設道路の基礎となるコンクリートブロックの設置がかなり進んでいた。

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 根固め袋材が運ばれてきた。

手前の茶色い棒状のものはH鋼だ。

 

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 H鋼はコンクリートブロックの基礎の上に線路の枕木のように並べて使うようだ。

 

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ブロックとH鋼を固定するために、H鋼の貫通穴を通してコンクリートブロックに穴を開けている。

この加工は時間をかけて、慎重に作業を行っていた。

 

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根固め袋材はブロックの海側に並べている。

この部分は本来は被覆ブロックを設置するそうだが、K9護岸と同様に被覆ブロックの製作が間に合わず根固め袋材で代用しているようだ。

これもいずれは撤去して被覆ブロックに置き換えなければならない。

本来ならばやらなくていい無駄な作業だ。

 

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黒板には

「鋼製山留材
受桁設置
せん孔清掃状況」

と書かれているように見える。

穿孔(せんこう)、つまり穴開けした後のドリル屑を掃除している工程のようだ。

 

手前にある設置済みの根固め袋材には番号札がつけられている。

 

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 番号札を持った人物。

彼は防衛局の人間だろうか?

首から下げた双眼鏡で我々カヌーチームの様子もうかがっていた。

 

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その後、H鋼を二段に積み上げた。

 

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現場の視察に来た米軍関係者。

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現場の写真を何枚も撮っていた。

我々の抗議が十分に耳に届いていたはずだが、全くリアクションは無かった。

 

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軍警も出て来たが、拡声器で警告をして十数分程様子を見てから立ち去った。

 

 

一方、シアター前も先月末と比べるとかなり仮設道路が伸びていた。

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こちらはハイピッチで作業が進んでいる。

左に見える茶色い屋根の八角堂の前辺りが中仕切り護岸N5のスタート地点となるが、そこまで資材を運ぶための道路が出来上がるのも目前という段階にきた。

 当初はN5護岸工事の着手は9月と報道されていたが、最近になって10月から始まるという報道に変わった。
遅れは出ているようだが、着実に作業は進んでいる。

 

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作業の最前線が西に移ったので、それに伴ってフロートによる囲い込みも全体が西に移動していた。

 

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フロートの移動によって道路の根元付近にあるトンネル部分はフロートの外となり、かなり接近して様子を見ることが出来る。

こんな暗くて狭いトンネルを防衛局の考えたように都合良く通って、奥の浜で孵化した海亀の子が海へ出て行くとは到底思えない。

偽善を象徴するこのトンネルを見るたびに腹立たしい思いにかられる。

 

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シアター前仮設道路のすぐ東にある作業ヤードでは根固め袋材が次々と準備され積み上げられている。

 

しかし、この日は台風が接近していたために、道路建設の作業は行われず、台風に備えてブロックやフロートを撤去する作業が行われていた。

 

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辺野古崎から長島の間のフロートからはネットが取り除かれていた。

大浦湾側でもオイルフェンスやフロートの撤去が一部行われ、作業船や台船も台風避難で移動が始まったようだ。

 

国がどんなに力ずくで工事を進めようとしても、やはり自然には勝てないのだ。

ならばもっと謙虚になって、自然と共存する道を探さねばならない。

仮設道路という戦争へ続く道は、間違ったルートなのだ。