夢をあきらめずに

沖縄暮らしの記録

Keep on Rolling

辺野古 8/31

 

カヌー参加者は5名。

午後からは1人減って4名となった。

チームとして海に出られる最小人数だが、それでも出来ることは有る。

 

辺野古の浜(松田ぬ浜)から辺野古崎方向へ向かってすぐの赤いドクロマークが壁に描かれた、通称ドクロ前では既存の道路から延長するかたちで仮設道路が作られている。

これは埋め立て地の一番西の端にあたるK1護岸へと資材を運ぶために必要な道路だと言われている。

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(ちょうどK1護岸の始点となる浜の前に最近設置されたブイ。護岸工事への準備も抜け目なく進めているようだ。)

 

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それと別にもうひとつ進められている仮設道路工事の現場はK1護岸と辺野古崎の中間地点より少し辺野古崎に寄った場所にある。米兵のための娯楽施設シアターのすぐ傍から西へ向かって海岸沿いに伸び始めている。

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(仮設道路の一部にトンネルが作られている。この奥の浜に海亀が産卵していることから、孵化した子亀の通り道だとも言われているが、基地内の雨水の排水管を通すのだと思われる)

 

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(これだけの浜の破壊をやっておきながら、孵った子亀の通り道だと言うのなら、偽善にも程がある)

 

この道路が作られて行く先にある、八角形の茶色い屋根を持つ建物のすぐ前の浜から海へと伸ばされる中仕切り護岸N5へと資材を運ぶための道路だ。

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シアター前 仮設道路工事の現場

 

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この2つの道路は最終的には繋がって、海岸沿いを走る一本の道となって辺野古崎まで伸ばされ、資材や重機が行き来する重要な役割を担うことになる。

 

先週までののらりくらりとした作業の印象とはうって変わって、作業員も工事の要領を掴んだのか、見る見るうちにブロックや根固め袋材が並べられ道路の基礎となる部分が作られていく。

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カヌーは人数が少なかったので、海保の体制に油断があったのだろう。

午前午後ともに3回フロートを越えて、作業現場まで迫り抗議の声を直接届けた。

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これは回数を多くしようとして狙った結果ではない。

この日は雨雲が近づく気配が常にある状況で、いつ海上行動の中止という判断が出てもおかしくない状態だった。

その中で、拘束されて何度辺野古浜へ戻されても速やかに現場に戻り、少人数ながら出来る行動をそれぞれのメンバーが各自模索し、時間と状況の許す範囲で精一杯やりきった結果なのだ。

人数が少ないから、海保の警告が厳しいからと、こちらが引いてしまえばただ見ているだけの事しか出来ない。

彼らはカヌーがフロートの内側に居る時は

「フロートの外に出ろ」と言い、

フロートから出たら

「フロートに触るな」と言い、

フロートから離れたら

「フロートに近づくな」と言うのだ。

抗わなければ、我々の権利や自由はどんどん削り取られていく。

 

フロートは工事の都合に合わせて勝手に引かれた、何の法的な根拠も持たないラインだ。

工事の状況が変わればその範囲はどうにでも変更され、昨日まで規制範囲でなかった場所が次の日から突然に強制排除される立ち入り禁止区域とされる。

たった一晩で法の改定があったわけでも何でもない。

変わったのは彼らの都合だけなのだ。

 

そうやって市民の目を現場から遠ざけ、抗議の声が届かない場所まで引き離し、違法な工事の実態を隠蔽し、県知事も県民の大半も許さない工事をこそこそ行っている、そうしないと先へ進めないのが現在の辺野古新基地建設の実情だ。

これは有無を言わせず強行されているのではない。

必死になって抜け道を探して、嘘で塗り固め、沖縄に寄り添うと偽り、法治国家だと人々を騙して、沖縄だけにこの問題を封じ込め、恐る恐るしか彼らは出来ない。

つまり、このデタラメが人々に周知されれば、もう彼らは不正をごまかしてそれ以上先へと進むことは出来なくなるのだ。

 

抗い続け、国家権力の不正を暴き続ければ、市民の力で止めることは出来る。

今自分に出来ることを続けていこう。

 

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(サポート船上からのカヌーメンバーのマイクアピール)

 

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(ドクロ前では視察する団体が。軍服姿の米兵もいる)