We can do it ,if we want.
辺野古 7/25
大浦湾にカヌー100艇を集めて、非暴力で平和的に工事を止める。
これはカヌーチームの活動初期からの夢。
海での作業を目の前にしながら、悔しい思いを積み重ねる日々が続いていたある日、実質的な埋め立て工事がK9護岸で始まって3ヶ月の7/25に、その夢を実現させようという提案がなされた。
僕たちはこのプロジェクトを絶対に成功させるため、全国の仲間の協力を得て、入念に準備し、人を集めるために呼びかけ、夢を語りあった。
キャンプ・シュワブのゲート前では水曜大行動で300人以上の人を集め、機動隊が座り込み排除に出てこられず、資材の搬入が断念されるという成果が何度も達成されていた。
僕らの頭にあったイメージはこのゲート前での行動だ。
しかし、カヌーでの場合はゲート前の座り込みと違い、カヌーや備品の調達や、ある程度のカヌーの経験といった準備が必要となり、ハードルが高かった。
また、海上では様々な事故の可能性が考えられ、それを未然に防ぐことにも気を配らなければならない。想定外の事故を無くすため、問題点を何度も話し合ってひとつひとつ対策を立てていった。
本当に多くの人が労を厭わず、“自主的に”行動してくれた。
今回の海上座り込みの成功の鍵はそこに有ったと思う。
常日頃から海上行動に参加する仲間は非常に個性豊かな人が多い。
皆それぞれの思いを胸に自分の意思で集まるこの人々に共通するのは、自由を愛することだ。
自由であるから“自主的に”行動出来る。
だから僕らは自由のために権力に抗っているとも言える。
僕らは命令やお金で動いているのではない。
自らの意思で行動しているのだ。
それが僕らの最大の強みだ。
こういった仲間が日本全国、世界の各地にいて連帯してくれていることも可視化できた。
天候が優れず、カヌーは午前中のみの行動となった。
集まったカヌーは71艇にとどまった。
しかし、作業は止まった。
そして、本当に多くの懐かしい人、思いがけない人、初めて出会った新しい人が集まってくれた。
僕はこれだけでもう大成功だったと思っている。
この結果は明日につながるんだから。
みんなでこのまま歩み続けていこう!
次はもっと上手くやれるはず。