12/17 瀬嵩からカヌーを出してオスプレイ墜落現場の安部に向かう。
警視庁機動隊が泊まっているカヌチャを横目に大浦湾を東へ。
(カヌー10艇とサポート船2隻で安部を目指した)
カヌチャと現場は直線距離にすればほんの2㎞ほど。
(何かのタイミングが少し違っていたら、もっと大きな被害が出る事故になったかもしれない)
実際に行ってみるとその近さに驚く。
今回の墜落機が人を殺めなかったのは本当にたまたま運が良かっただけなのだ。
機動隊員にも、防衛局にも度々語ってきたが、基地ができることによってもたらされる被害はそれに反対した者たちだけではなく、それに加担した側の人とその家族や友人にまでも及ぶのだ。
オスプレイは誰の上に落ちてもおかしくない。
今回の墜落事故をきっかけに、自分たちが何に加担し、それがどのような結果を招くのか、彼らにもしっかりと考えてもらいたい。
2016 12/17 ABU
(フロートで囲われた墜落事故現場。まだ機体の一部が撤去出来ずに残されている。米軍への提供区域外であるにもかかわらず、米軍以外は海上保安庁さえも近づくことが許されない)
2016 12/17 ABU2
(満潮に近い時刻だったため、機体はほとんど海中に隠れていた。米軍のダイバーが機体の周辺で何度も潜って調査をしていた)
(陸上では規制線が張られて報道も近寄れない。日米地位協定の不条理がここにもはっきりと露呈している)
夕方は名護図書館展示ホールで始まった写真展『高江〜森を破壊する杜撰な工事』を見に行った。
ヘリパッド建設現場の写真を中心に、完成したとされるヘリパッドのデタラメを暴く企画だ。
是非足を運んでもらいたい。
明日からは那覇カラーズでも同時に開催。
両会場とも25日まで。
(真実を伝えたいという熱意で、現場を知る仲間が手作りで企画した写真展。是非、ご覧いただきたい)
(アキノ隊員が撮影したヤンバルの森の貴重な生物の写真も展示されている)