夢をあきらめずに

沖縄暮らしの記録

モヤモヤする日々

北部訓練場の返還式典まであと一カ月を切って、モヤモヤした心境の日が続いている。

 

今月から始まった月曜の大行動に、今日は200人以上が集まった。

 

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(ゲートの入り口には機動隊のカマボコが一車線を塞ぐかたちで止められている。抗議者たちに座り込みさせないためだ)

 

8時過ぎに採石場を出たダンプの車列が一時間を過ぎてもN1ゲートに現れない。

メインゲートに砂利を下ろして戻って行ったそうだ。

「今日は来ないかもしれない」なんとなくそんな空気が流れ始めた。

 

有志数名でN1ゲートからすぐにある砂利のストックヤードを見に行く。

そこにはいつも見るような砂利の山は無くて、ユンボでダンプに砂利を積み込んで、何往復かしていると昼前にはストックがほとんど無くなった。

 

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(N1ゲート奥の砂利のストックヤードはほとんど空だった)

 

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(僅かに残った砂利をかき集めてダンプに積み込んでいた)

 

これは何がなんでも今日砂利を入れてくると確信し、ゲートに戻ると座り込み人数はかなり減っていた。

タイミングを待っていたようにすぐに砂利ダンプの車列がやって来た。

機動隊がごぼう抜きを始め、結局60台分の砂利がN1ゲートから運び込まれた。

目の前をダンプが何度も行き来するのをただ見ているのは辛い。

 

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沖縄タイムスの記者も排除しようとしていた機動隊。報道の自由も高江では度々侵害されている)

 

N1裏へ行こうとするが、機動隊が車を出させない。

「規制中」だと言う。

暫くすると目の前を一般車両が南下して行く。

それなら自分の車も出られるはずだとエンジンをかけるが、機動隊が通さない。

では、どういう車を通して、どういう車を規制すると判断するのか説明を求めても答えられない。

押し問答している間に、ダンプの車列の合間を縫ってまた一般車両が一台横を通過していく。

 

理由を説明出来なくても、上からの命令通りに規制でも排除でもやってしまう。

命令が無ければ、目の前を通るダンプの過積載も、工事現場の違法な作業も見過ごす。

現在、日本の警察のクオリティはこの程度だ。

 

土木のプロの見立てによると、式典までに完全なかたちで工事を終えることはほとんど無理な状況のようだ。

アベ政権は突貫工事で、とにかくうわべだけ整え、手抜きだらけのヘリパッドを作って完成の花火をあげるのだろう。

N1では既に張りぼてのアラがバレて、仕上げた芝を剥がして作業のやり直しをしている。

結局は我々が厳しい眼差しを向けているだけで、彼らは自滅していくのかもしれない。

 

全国の眼差しを高江に集めて欲しい。

 

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(機動隊が「車両が通り危ないですから」と言いながら市民を押しのけ、ダンプは通過していく。

市民の安全を守るフリなどせず「ダンプが通るのに邪魔だから」と正直に言えばいいのに)

 

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(N1ゲートから砂利のストックヤードに続く通路。先日の雨で、敷き詰めた砂利の細かい粒子が流れ出していた)

 

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 (流れ出した粒子にはセメントの成分が含まれているように見える。このような砂利の成分の流出はあちこちで起きているに違いない。これらはやがて川や海へ流れ込む)