夢をあきらめずに

沖縄暮らしの記録

喧噪の後

苛烈をきわめた7/22高江の工事強行以来、ようやく現地へ行くことが出来ました。

22日の出来事は、僕が沖縄のことに関わりだしてからの、最も強烈な体験でした。
眠らずに迎えたあの朝、むき出しの国家権力に私たちは出来る限り抵抗したが、結果としてN1テントは強制撤去されてしまいました
抵抗を止めた後にも、何時間も現場に足止めされたうえ、ゲートから重機が入って作業が進んでいく様を見せつけられ、かつてない挫折感を味わいました。
結果から見れば、あの時にああすれば良かった、こうすれば良かったと、後悔ばかりが湧き上がってきて、あの日の出来事をまだ上手く言葉に表せません。
今はあの日、目に焼きついた様々なシーンを忘れずにずっと心にとどめておくことが大切だと思っています。

美化することなく、挫折感と共に。

今日は土砂を積んだダンプカーがN1ゲートから14台入っていきました。

毎日少しずつ工事は進んでいきますが、人々の抵抗はまだ続いています。

お昼近くに気がつけば、周りは見知った仲間がたくさん集まっていました。
しかし、全国から集められた機動隊の数は圧倒的です。
工事車両を止めるには全く人が足りません。
ヒロジさんは目の前の出来事に一喜一憂する心を抑えて、機動隊との小さな衝突を避け、整然と抗議を続けて、無法地帯と化した高江の現状を外へと発信し、県内、県外、或いは全世界からの人々の結集と支援を信じて待つと、腹を括ったようです。

あなたに今できる事を見つけて下さい。

f:id:yamasa-kick:20171112081047j:plain

(N1テントの有った場所はすっかり様変わりしている。機動隊の車両に先導されて、ここからダンプが出入りする。ゲートの左右には監視カメラも設置されている)

 

f:id:yamasa-kick:20171112081147j:plain

(ゲートと県道をはさんだ向かい側には抗議者の日除けに設置されたブルーシートが並ぶ。機動隊員は2,3メートル間隔で20人以上並び、白線を跨ぐことさえ規制してくる。法的な根拠も無く、勝手にルールを決めて規制するような権利は彼らには無い)

 

f:id:yamasa-kick:20171112081234j:plain

(この日、現場に立った機動隊員の多くは大阪府警から派遣されたようだった。大阪から100人規模の人員が送りこまれているという

 

f:id:yamasa-kick:20171112081320j:plain

(N1ゲートの両側はどちらも、機動隊車両によって片側車線が封鎖されて、一車線しか通行出来なくされている。この異常な規制がもう十日以上も続いている)

 

f:id:yamasa-kick:20171112081414j:plain

(土砂搬入の業務は「北勝」という業者が請け負っている)

 

f:id:yamasa-kick:20171112081512j:plain

(ダンプカーがゲート通過するのは午前8時前後から。これを止めるためには早朝からの人々の結集が必要となってくる)

 

f:id:yamasa-kick:20171112081611j:plain

(高江周辺地図。ヘリパッドの建設予定地N1、G、Hは、いずれも貴重な動植物が生息する豊かなヤンバルの森であることをイメージしながら、この地図を見てもらいたい)