夢をあきらめずに

沖縄暮らしの記録

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高江のメインゲートで9時過ぎから米軍車両の出入りを止める行動に参加した。

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(今日止めた一台目の米軍関係車両)

 

10時半頃、ゲート封鎖したわずか20人程の私たち市民に、県警はバス2台の機動隊を差し向けた

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(機動隊のバス2台がやって来た)

 

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(機動隊が来たのでゲート前に座り込む)

 

手荒い強制排除の後、機動隊はゲートの半分を自分たちのバスで封鎖し、その車両の中に立て籠もった。

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(強制排除した後も囲い込んで市民の自由を奪う機動隊)

 

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(機動隊の数の方がはるかに多い)

 

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(機動隊はバスでゲートの片側車線を塞いでしまった)

 

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(2台目の米軍車両。この後も強制排除された)

 

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沖縄県警機動隊バスに貼られたシーサー。
「魔除けのシーサーを県民に向けるとは失礼だ。向けるなら基地の中の人間に対してだ。シーサーの意味を完全にはき違えてる。」と現さんは鋭く批判した)


昼近くになり、いったん私たちは昼食のためN1テントへ引き上げた。

昼食をとっていると、今日の午後から沖縄県がゲートを封鎖している車両の撤去を求めに高江に来るとTVニュースで流れているとの一報が入った。
そうこうしている間にテレビ局(OTVNHK)がカメラを担いで現れた。
来る前からニュースを流すとは異常な感じがした。

沖縄県が高江のゲート封鎖している車両の撤去指導に初めて乗り出した」という宣伝を大々的にやりたい人たちがいるようだ。

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(テレビ局は県職員の訪問を待ち構えていた。この絵を撮らせたい人たちが情報を流したのだ)

 

ニュースの予告通り現れた県職員には高江住民の方から、ここ最近オスプレイの夜間にまで及ぶ飛行訓練の騒音被害に苦しめられていることや、この車両を撤去することは更なるヘリパッドの増設を意味し、オスプレイ訓練の激化を招くことになる等の窮状が訴えられた。

オスプレイの夜間訓練については昨日の新聞でも報道されている。

また、Facebookで古賀加奈子さんが公開されている動画でも、高江の人々の生活圏上空をオスプレイが轟音をあげながら超低空飛行する様子が確認出来るのでご覧頂きたい。
https://m.facebook.com/story.php?story_fbid=1044212665663507&id=100002243507105

 

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(この数日のオスプレイの超低空飛行で折れた樹。N4ゲート付近ではこのような樹が何本か見られたオスプレイの被害は騒音だけではない。高温の爆風による被害も深刻だ)

 

県職員は車両に撤去を指導する書面を貼り付けることを求めた。

かし、その先にある車両の撤去、工事の強行、オスプレイ訓練の激化という流れと、翁長知事のオスプレイの配備反対という政策との矛盾について丁寧な説明も無いままでは対応が出来ないという高江の人々と県職員の話し合いの結果、今日は県側が一旦引き上げて、出直すということになった。

その後、夕食を食べに入った食堂でたまたま観た夕方のニュースでは、「県が撤去を指導」「市民グループが文書の受け取りを拒否」という報じられ方になっていた。 

このニュースだけを観た人はどんな感想を持っただろうか…。

NHKの報道も調べてみたら、「このヘリパッドが出来ることで、北部訓練場の4000ヘクタールが返還される」ということが強調されていた。
普天間返還には辺野古移設しかない、というのと同じやり口だ。

メディアを使った印象操作の恐ろしさを感じる。