夢をあきらめずに

沖縄暮らしの記録

宇宙一危険な基地

毎週金曜の朝に取り組まれている嘉手納基地の抗議行動に初めて参加した。
女性暴行殺害事件について、日米両政府は根本的な問題解決には着手せず、またもうわべだけの「綱紀粛正、再発防止」で事態を収束させようとしている。

「夜間外出」や「基地の外での飲酒」を規制し、街灯をいくら増やそうとも事件の再発を防ぐには程遠い。
それならば、もう自分たちで自己防衛するしかない、危険な米兵は基地の外へ出さない。
ゲートから出る米軍車両を止める行動が嘉手納基地でも行われていた。
Yナンバーの車両の前に立ちはだかる。

しかし、国道へ通じる信号が青に変わると市民は機動隊に強制排除されてしまう。

排除されても、また戻って立ちはだかる。

の繰り返しだ。

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(ゲートから国道へ通じる道。国道への信号が青になると、車両を通そうと機動隊による強制排除が始まる)


排除されるまでのほんの1、2分に運転席の米兵と向かい合う。

の短い時間で何が伝わるのか分からないが、私たちが痛みを感じ、怒り、悲しむ、同じ人間であるということが伝わっていて欲しいと願う。
今後、同様の行動は県下のあちこちの米軍基地ゲートに広がっていくだろう。
「全基地撤去」は絵空事ではなく、沖縄の多くの人が現実的にそれを求め始めていると感じる。
沖縄はそこまで追い詰められている。

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(「全米軍基地撤去」「CLOSE ALL BASES」のプラカードが多数見られた)

 

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(このゲートを使わないように、との指示が基地内部であったという話も聞いたが、構わずゲートに向かう車は次々とやって来る)

 

沖縄の人々のこの決意に、本土から来た僕はどう応えるのか。
ウチナーンチュの本気に、ヤマトゥはどう寄り添うのか。

ひとつの節目が近いと感じています。
沖縄と本土の温度差をどこまで小さく出来るかは、本土の私たちの行動にかかっています。
「沖縄頑張って」ではなく、今、全国の私たちで力を尽くす時です

誤解を恐れずに言います。

 

彼女と一緒に殺されたのは
私たち全ての生きる権利であり
奪われているのは
私たち全ての平和的生存権です

想像して下さい
感じて下さい
沖縄の痛みは私たち全ての痛みなのです

 

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(沖縄国際大教授の前泊博盛さんは「世界一危険な基地」と言われる普天間基地より、さらに危険な基地が嘉手納基地だと明言している。ならば嘉手納も当然、閉鎖・撤去されねばならない)