2016-03-09 ことば 詩みたいな まず空気みたいな感情って名のガスがボコボコ噴き出してきて それを言葉って名の風船につめた時に初めて形が見えて誰かに伝わっていく さて、何色の風船につめようか 手から放たれた風船は百人の眼には百通りの色と形に見え最早放った誰かの持ち物でさえなくなる そして、風に煽られ雨に洗われ日に焼かれてどんどん色と形を変えて風船は漂っていく やがて、萎んで無くなってしまう