夢をあきらめずに

沖縄暮らしの記録

日記のような

山田詠美 『明日死ぬかもしれない自分、そしてあなたたち』

山田詠美さんの本を読むのは初めてだ。 彼女の名前は華々しいデビューの頃からもちろん知っている。 作品のタイトルもいくつかあげられるくらいだ。 当時、10代の後半だった僕は猛烈に本を読んでいた。 でも、彼女の本は僕にとってのリアリティの外にある世…

生きる喜びと死の色

海と山が近い ヤンバルにも似た場所 ミツバチと馬の力を借りて 人と自然が交わる暮らし あたたかい地域のコミュニティ 賑やかな家族にまぎれこませてもらい 穏やかな時間を過ごせた サーフィン、SUP、蜜蝋ラップづくり 初体験の思い出もたくさんもらった 子…

そこに在る命

大浦湾の奥まったところにある小さな砂浜 瀬嵩(せだけ)浜は奇跡的な条件に恵まれたおかげで、他のどの浜よりも多くの種類の貝が流れ着く特別な場所 それは大浦湾の生物多様性がいかに豊かなのかをはっきりと物語っている 貝の種類は大まかに分けると三つ …

眠れる巨人

県民投票の新基地建設に「反対」の得票数が、昨年の知事選で玉城デニー知事が獲得した39万6632票を超え、43万票に達したようだ。「反対」に72パーセントの人が投票した。 投票率は52%なので、投票しなかった人も含めた全有権者の4割弱が辺野古新基地建設に「…

宜野座の鍛冶屋さん

たまたま見かけた宜野座のタウン情報誌で、車の板バネなどを材料として刃物をつくる鍛冶屋さんがあることを知った。 好奇心旺盛な僕と相方は早速その《カニマン鍛治工房》を訪ねた。 突然の来訪者である僕らを職人の知名定順さんは優しい笑顔で迎えてくれた…

人類の背負った性

安和 琉球セメント桟橋 1/23 ベルトコンベアから土砂が積み込まれている運搬船へ近づいてみると、いつもカヌーがロープを結んで抵抗するアンカーのチェーンを、警備員の乗ったゴムボートがおさえていた これは法的にも警備員のする仕事の範疇を超えているは…

泥の船

安和 琉球セメント桟橋 12/6 奴らが海を埋めるなら 僕らは希望の種を蒔こう 失われた命を戻すことは叶わぬが 命の息吹をつなぐことはできる 奴らが未来を壊すなら 廃墟から友を見出そう 塗りつぶされた未来のその上に 新たな夢を共に描く 嘘や誤魔化しの上に…

歩き去る人の群れ

神戸・三ノ宮、大阪駅前 11/17 約一年半ぶりに参加する神戸行動と大阪行動。 「こんにちは。どうぞ読んで下さい」 街を足早に通り過ぎていく人の波に、沖縄で起こっていること、辺野古新基地建設の実態が書いてあるチラシを差し出す。 会釈をして断る人、全…

よんなーよんなー

「何かを受け取り 何かを手渡す」 これが我々がやってる唯一の事で 我々の存在の全ての意味だ 絶え間のないインプットとアウトプット あなたも僕もあらゆるものが中を通り抜けていく一本の管だ 受け取ったものから何をアウトプットするか そこに個性が生まれ…

火曜午後 居心地のいいカフェで

翁長さんの訃報から県知事選を終えるまでの、なんともドラマチックな展開の日々からヒトヤマ超えて、祝賀ムードも徐々に落ち着いてきた。 これが映画なら荘厳なBGMがフェードインしてエンドロールが流れ始めるところだが、現実世界ではその後の物語が今日も…

ひとり遠足

昨日はひとり遠足。 午後からパレット久茂地の『石川真生 大琉球写真絵巻パート1~5』 で、真生さん直々の写真絵巻解説を聞く。 途中少し気分が悪くなって席を外す場面もありながら、約100分間のユーモアを交えた、しかし重みのあるトーク。 真生さんは真生…

心穏やかに

台風8号が来ている。 最初の沖縄本島直撃する予想からはかなり南にそれたが、今まだ強風が吹いている。 昨日から仕事は休み、無論海にでることもできず、辺野古の護岸はどうなったろうかと思いながら、家で待機している。 人間は勝手なもので、日照りが続け…

命を頂く

伊江島 3/31, 4/1 《わびあいの里》に援農へ。 今回は念願叶って、さとうきびを刈るところからの黒糖作りを初体験。 畑で刈り取ったきびの皮を独特の形をした鎌で剥いていく。 次第に要領が分かってくると、竹を破るようにメリメリと皮が剥がれる感覚が心地…

二つの台風の狭間で 〜10.25海上座り込み〜

台風22号が吹き荒れている。今日の昼間には沖縄島を直撃するコースで通過する予想だ。今はまだ暴風域には入ってないが、かなりの風だ。僕にとっては沖縄で初めての直撃台風体験となる。今日は一日家にこもって、25日の海上行動を振り返りながら、台風をじっ…

写真展【大浦湾の生きものたち】

名護博物館ギャラリーで開催中のダイビングチームすなっくスナフキンによる写真展【大浦湾の生きものたち】に行ってきた。 たくさんの写真にはひとつひとつ手書きで説明が添えられている。 手作りの感じにとても好感を持てた。 テーブルいっぱいに並べられた…

小さな願い

昨日は奥武山陸上競技場の県民大会に参加した。 翁長知事は埋め立て承認の撤回について「政府が工事を強硬に推し進める状況は必ず撤回につながる。私の責任で決断をする。辺野古に新基地は造ることは絶対にできないと確信している」と発言した。 今回の県民…

終わりの始まり

日常の生活パターンを少し変えたので、なかなかブログの更新をする余裕が無い。 毎日ではないがカヌーには乗っている。書きたい事もあるのだが、時間が見つからない。 辺野古では先週末の台風を挟んで、主に台風対策と、それを元に戻す作業がのらりくらりと…

音楽を一緒に♪ 〜The Beatles「I Will」

次々と耳に入ってくる悪い知らせに「本当にひどいね」と言い合っている この頃 穏やかな日常を過ごしたい誰もがそう願っている今だけそうあればいいのなら目の前の幸せだけ追っていればいいでもそれは仮初めの平穏に過ぎない 次の世代にも手渡せる本当の平穏…

音楽を一緒に♪ 〜小野リサ「You Are The Sunshine Of My Life」

7/25の大きな行動を終えて、ホッとした感や疲労感も有りながら、余韻に浸る暇もあまりなく、新しいチャレンジが始まったり、開いた扉があったり。 またリズムを少し変えてやっていこう。 いずれにせよ、歩みを止めなければ、僕らは出口に近づいていく。 ティ…

無関心の壁

お昼に神戸空港に着き、その足で三ノ宮マルイ前へ。 【辺野古の海に基地をつくらせない神戸行動】に参加し、続けて大阪駅前での【辺野古に基地を絶対つくらせない大阪行動】に。 仲間が笑顔で迎えてくれる。 沖縄とそう変わらない暑さ。 久しぶりに都会の“無…

不器用なので…

昨日、今日とカヌーに乗っているのだが、家に戻ったら疲れて少し眠ってしまったり、引き受けてしまった事のタイムリミットが迫っていたりで、海上行動についてブログに書く時間がない。いや、仕事量としては大したものではないのだが、あれこれ考えたりして…

新しいチャンネル

伊江島 7/1、7/2 一泊二日で援農へ。 とは言っても、僕のやったのはほとんど草刈りだけど。 灼熱の太陽の下で土をいじり、雑草と格闘する。 都会育ちの僕には土いじりすること自体がとても新鮮だ。 無心になって手を動かしていると、今まで僕の中で閉じてい…

魂が眠る場所

糸満 6/23 慰霊の日。魂魄の塔へ。昨年は知り合いのお家の身内の集まりに紛れ込んだような気分で参加した国際反戦沖縄集会。 今年はもう少しリラックスした気分で楽しめた。 金城実さんの下駄踊りを今年も見られたことが嬉しい。 川口真由美さんと、僕の大好…

Shelter from the Storm

今日は朝から大雨だ。 昨日に続いて雷も四六時中なっていた。 海上行動は中止。 おかげで、次の準備など色々とじっくり時間をかけてできた。 ネット情報によると、護岸工事は袋材の投入をしていたようだ。 しかし、昨日から捨て石投入を始めて、今日もう袋材…

雨とアーサーさん

朝から雨の一日だ。海上行動は中止になった。 頼まれたことの締め切りがあるので、家に戻ってきた。ポストに注文した本が届いてた。そういえば今月はアーサーさんが高江に来るんだった。

クリスマスが終わった

やっとクリスマスが終わった。 職場では11月の末頃から、昼夜問わずクリスマスソングが有線で流され、イルミネーションがチカチカ明滅して、それを1ヶ月以上も続けたんだから、一年の10%近くがクリスマス・ムードの中にいたと言える。 とは言え、その間仕事…

届かなくとも

なんという一年だろう5月には若い女性が元海兵隊員によって惨殺された12月には一夜に2つのオスプレイが事故 日米両政府にとっては最悪のシナリオが続いたはずだ普通に考えればもうとっくにアウト辺野古の新基地も高江のヘリパッドも断念せざるを得ない状況…

沖縄県庁前広場 高江音楽祭 2016

沖縄県庁前広場 高江音楽祭 沖縄県庁前広場 高江音楽祭 2016年12月21日 その1 沖縄県庁前広場 高江音楽祭 2016年12月21日 その2

チョコレートを通して見える世界

例えば今日食べたチョコレート一粒にも胃袋に収まるまでには長い長いストーリーがあって そこには時空を超えた無数の人が関わっている チョコレートの作り方を見つけた人カカオの種を蒔いた人その実を摘んだ人それを買いつけた人それを運んだ人チョコレート…

カヌーで安部へ

12/17 瀬嵩からカヌーを出してオスプレイ墜落現場の安部に向かう。 警視庁機動隊が泊まっているカヌチャを横目に大浦湾を東へ。 (カヌー10艇とサポート船2隻で安部を目指した) カヌチャと現場は直線距離にすればほんの2㎞ほど。 (何かのタイミングが少し…