夢をあきらめずに

You may say I’m a dreamer. But I'm not the only one.

無関心の壁

お昼に神戸空港に着き、その足で三ノ宮マルイ前へ。

辺野古の海に基地をつくらせない神戸行動】に参加し、続けて大阪駅前での【辺野古に基地を絶対つくらせない大阪行動】に。

仲間が笑顔で迎えてくれる。

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沖縄とそう変わらない暑さ。

久しぶりに都会の“無関心の壁”と向き合う。

この地道な取り組みを毎週続ける神戸と大阪の仲間に心から敬意を表したい。

僕の知らない人もチラホラ。新しい仲間がまた増えている。

今日も神戸にはネットで情報を得て、滋賀から足を伸ばしてくれた人もいた。

 

その後は、最近定例化しているという梅田HEP前のアベ政権に異議を唱える取り組みに初めて参加した。

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若い人が多く、共謀罪原発、モリカケ問題、基地問題など様々な社会問題についてのアピールが続く。大阪での新しい運動の息吹を感じた。

 

思いを込めたチラシもスピーチも街を通り過ぎる人たちにはなかなか届かない。

だが、対面すると絶望的にさえ思える“無関心の壁”にも必ずどこかに扉がある。

僕らは路上に出て、スピーチやプラカードや音楽など、思い思いの表現で通り過ぎる人たちの“無関心の壁”をノックする。

すると時々、扉が開く。

チラシを受け取ってくれる。

「署名ありますか?」

「こないだ沖縄に行ってきたよ」

「頑張ってね」

言葉が返ってくる。

そこから始まる関係を大事に大事に広げていく。

沖縄だけが現場じゃない。

“無関心の壁”と向き合う現場は何処にでもある。

身の回りにある壁をノックしてみよう。

 

今いる場所で 自分にできることを 続けていこう。

久しぶりの大浦湾

野古 7/14

 

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赤ドクロの辺りは作業員がこちらの様子を見ている。カヌーが居なくなったら、何か作業をやりそうな気配。隣の生コンプラントも完成したとの報道が有り、車の出入りなども目撃され、稼働に向けた準備が始まっているようだ。

昼には大型のオイルフェンスがゲートから入ったとの情報が有り、この場所に設置される可能性が高い。ひと班はここで監視を続けた。

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辺野古へ昼食に戻ろうとした時に米軍が浜にゴムボートを運んできた。午後から訓練に使ったのだろう。)

 

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(風も波も穏やかなこの日は水がとても澄んでいて、海底が透けて見えた。カヌーの上から海底を見ていると、ヤンバルの森を空から眺めているような感じがしてくる)

 

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赤白鉄塔前の仮設道路は のらりくらりと測量をしていたが、昼前からは前日設置したガードレールの溶接作業が行われた。

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ガードレールもしっかりと固定してしまうということで、この道が当分は行き止まりの道として放置されることがより確実となった。

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K9護岸の監視をする船からは値固め用袋材投下との情報が寄せられた。鉄塔前に居たカヌーの半数でK9護岸へ向かうことにした。これにより、午前中は3つの班がそれぞれ別々の場所で行動することになった。

防衛局の作業が昨年の高江の工事のように、同時進行であちこちで進められるようになってきた。カヌーの行動もより複雑になり、メンバー間の意思の疎通がとても重要になる。

 

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辺野古崎近くのテトラポット製作現場。奥に見える砕石の山は7/7に来た時には気がつかなかった。この1週間で高く積み上げられたのかもしれない。)

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辺野古崎にはシュワブゲートから入ったダンプが捨て石を運んでくる場所のようだ。様々な作業が行われるこの場所はクレーンやユンボといった重機が常に忙しく動いている。)

 

 辺野古側でK1護岸工事用の仮設道路建設が始まって以来、2週間以上も大浦湾へは出ていなかった。久しぶりの大浦湾は少し様子が変わっていた。

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(長長を抜けて大浦湾に出てすぐの所では黄色クレーン台船がボーリング調査を行なっていた)

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瀬嵩付近でボーリング調査を行なっていたクレーン台船が姿を消していた。これで大浦湾に居るクレーン台船は残り3つとなった。しかし、赤いクレーンの台船と赤クレーンの台船は相変わらず浜の近くに停泊したままで、この間もほとんど作業を行なっていないのではないかと思われる。こんな大きな船を何ヵ月もほとんど使わずに放置しているだけで、どれくらいの税金が無駄に使われているのだろう。想像すると目眩がする。

スパッド台船も3つから1つに減っている。ボーリング調査もようやく終盤にさしかかったのだろうか。

 

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K9護岸の南側側面はテトラポット(消波ブロック)の設置がかなり進んでいた。しかし、この作業は台風対策のための仮置きであると防衛局は説明しており、後々撤去することになる。進めば進むだけ手戻りする余分な作業が増えていくだけのことだ。

この日は護岸の先端部付近の海中にクレーンでまんじゅう袋材を投下する作業を行なっていた。現場に着いたカヌーメンバーは次々とフロートを越えて現場に近寄って抗議の声をあげた。

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午後からカヌーを降りて南へ。

夕食を取る店を探して散歩していると、見覚えのある公園にたどり着いた。過ぎた時間の長さを感じた。気がつけば昨日はとっくに遠い思い出に変わっている。

 

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音楽を一緒に♪ 〜Bob Marley「Trenchtown Rock」

 

youtu.be

Bob Marley ♪Trenchtown Rock

 

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One good thing about music, when it hits you feel no pain
So hit me with music, hit me with music
Hit me with music, hit me with music now

 

さぁ今宵ミュージックでオレをガツンと打ちのめしてくれ♪

仮設道路が道路じゃなくなった日

辺野古 7/13

 

捨て石を積み上げて赤白鉄塔の前に作った、仮設道路と呼ばれてきたものは実は道路でさえなかったことが今日分かった。

いっそのこと、赤白鉄塔展望台専用駐車場と名付けた方がしっくりくる。

結局、彼らは道路を作るつもりは無かったし、急いで作る必要もなかったのだ。

じゃあ目の前のアレは一体何なのかと言えば、中身も実用性も無い、スカスカの張りぼてで、何処にもたどり着けない、行き詰まることが確実なアベ政権をモチーフにしたオブジェなのかもしれない。

誰かがそうだと言ってくれれば、ナルホド!と誰もが頷くことだろう。

 

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(赤いドクロの浜に人影が見えた。手前はちょうど林檎くらいのサイズのブイ。これがこの近辺にいくつも設置されている。)

 

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(ここにも林檎ブイ。浜にしゃがみこんで何かしている。)

 

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(英語の立て看板。英語に堪能な方、意味を教えて下さい。)

 

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(透明容器を手に何か生物を採取しているようだった。黄色の腕章には「調査員」と書いているように見える。)

 

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(海賊のマークだなコレは。海兵隊の本質を表している。)

 

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(仮設道路 朝はまだ建設中の道路に見えていた。)

 

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(今日も海保で賑わう赤白鉄塔の湯)

 

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ユンボがガードレールを運んできた)

 

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(ガードレールを次々と設置していく)

 

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(ガードレールが連なると道路らしくなってきたが…。)

 

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(えっ!そこも塞いでしまうんかい!)

 

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(すっかり道路とは思えなくなってしまった。)

 

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那覇鋼材(株)と書いてあるようだ)

 

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(その後、パイプ状のものを持ってきて、設置作業が始まった。)

 

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(ガードレールの外側に土嚢袋を敷いて、パイプを設置。)

 

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(ガードレールの外側をぐるりと囲うように設置した。用途はよく分からないが、ヤドカリなどの小動物が路上に進入するのを防ぐのではないかとのことだった。)

 

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生コンプラントでは、水タンクの有った位置をブルーシートで覆った。ここにも建屋を作るのだろうか?)

 

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(不屈!)